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階段を降りていると、克樹くんが誰かと話している声が聞こえた。
相手の声が聞こえないから電話だろうか、盗み聞きしちゃまずいよね。そう思いながらも足を止めて聞き耳を立てる。
克「だから、心配するようなことないって！ただのサークル合宿だよ。
確かに2週間は長いけどさぁ、え？インスタの？」
声と口調から焦っている、というか若干苛立っていることがわかって驚く。
克樹くんってイライラするんだ。そりゃするか、人間だし。いつもにこにこ落ち着いてるイメージだったから意外だった。
克「女の子ってお祭りのやつ？だからちがうってば〜！
泊まってる民宿の娘さん！高校生だし、そんな疑われることないから。」
あぁ、彼女いたんだ。
会話の内容からして十中八九電話の相手は彼女だろう。こういう時の女の勘って当たるって言うし。
まだ会って数日だから当然なんだけど、本当に私克樹くんのこと知らなかったんだな。
電話の相手はきっともっと色んな面を知ってるんだって思うと少しだけ寂しくなった。
そっか、高校生で年下の私って克樹くんの恋愛対象にはなれないのか。
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☆星-hikari-☆(プロフ) - コメント失礼致しますm(*_ _)mすごく面白いです!続き楽しみにしてます🥰嶺亜担なので、嶺亜くん沢山出てくれたらなって思ったりします🤭 (2021年10月12日 23時) (
レス) @page7 id: f5931dbfd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みん | 作成日時：2021年10月1日 20時
