始末屋SixTONES～Ⅳ～ (ページ21)

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2人にお店の前まで送ってもらい、ドアをくぐると見慣れた景色や匂いに帰ってきたって感じがする。

樹「おかえり〜。お嬢、怪我は？」

『ただいま〜。怪我はしてないから大丈夫だよ。』

ジ「A靴擦れしてなかった？」

そうだったっけ、ジェシーに言われて靴を脱いで確認すると足首の部分に血が滲んでいた。

京「初仕事で靴擦れだけなら大したもんだよね。
気づいた時でいいから、他に怪我してたら小さな傷でも教えて。」

『はーい。』

あらかじめ手当ての道具を用意していたようで、きょもに手当してもらいながらソファーに体を沈める。

そういえば北斗と優吾はどうしてるのか聞こうとしたとき、どこからか着信音が聞こえてきた。

私の携帯だ、でも鞄どこに置いたっけ？

樹「あーい、どした？Aならいま忙しいけど。
うっせぇよ笑。うん、迎えありがとな、助かった。」

どうやら樹が出てくれたみたいだ。

隣に座ったジェシーに風磨さんからの電話だと教えてもらったけれど、特に心当たりもない。

樹「指輪？どんなやつ？あぁ、うん、それAのだわ。いま取り行く。
てか、それぐらいならLINEとかでよくね？
は？お前そんなこと言ってるとこの携帯から連絡先消すぞ笑。」