常初花の君 (ページ49)

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道の脇に避けて、一旦買ったものを4人で食べていると、残りの3人とも合流できた。

克「ねぇなんで気づいたらいなくなってるの？連絡しても誰も返信してくれないし！」

嶺「あー、いま気づいた笑。」

大「せっかく食べるかと思って多めに買ったのにもう先になんか食べてるしさぁ。」

今「なんでみんなで来たのに俺1人で歩いてたんだろ。」

琳「こんぴーが一人でいっちゃうからじゃん！笑」

『まぁまぁ、とりあえず食べてまた7人でまわればいいじゃないですか笑。』

自分たちから離れていったくせに拗ねる3人を笑ってなだめて、買ってきた食べ物を広げる。

今「Aは誰とまわってた？1人？」

『私は矢花くんと歩いてましたよ。気づいたら2人だったので笑。』

嶺「2人でね笑。」

矢「ニヤニヤすんのやめれます？」

克「何かあったの？」

『何もないですよ！普通に屋台見てただけで。』

何か言い出しそうだった琳寧くんの口にたこ焼きを放り込んで、うやむやにして誤魔化す。

からかわれること間違いないから黙っておくのが1番。

あらかた買ったものを食べ終わって、甘いものを求めての2周目はちゃんと7人みんなで歩くことができた。