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話が盛り上がって、気がつけばいい時間になっていた。
明日はお祭りだし、もう解散しようとコップを持って立ち上がるとそのコップをひょいと取られる。
克「これは俺が片付けるからAちゃんはもう寝な?」
『いいんですか?持っていけます?』
克「大丈夫大丈夫。
いやー、それにしてもこんなに話が盛り上がるなんて思いもしなかったな笑。」
『勉強も教えてもらえたし、大学の話も聞けて楽しかったです。』
克「俺も楽しかったわー!また俺が暇なとき相手してね。」
おやすみ、と私の頭を軽くぽんぽんと撫でて部屋をでる克樹くんを見送って、
部屋のドアが閉まった途端しゃがみこんだ。
恋愛経験のない私に頭ぽんぽんはダメージが大きすぎる。
今日は克樹くんにドキドキさせられっぱなしだ。
私も大学に行って、恋愛できればこんなことでいちいちドキドキしなくて済むのだろうか。
ピコンと通知を知らせた携帯を開くと、嶺亜に皿持ってるの見つかった、と
涙の顔文字付きで克樹くんから送られてきていて笑ってしまった。
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ひとみ(プロフ) - 面白いです^_^誰とくっつくのかドキドキですね。応援してます♪ (2021年1月17日 16時) (レス) id: 2a87ced4d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みん | 作成日時:2020年12月5日 23時