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結局部屋に戻ってから宿題は全然進まずに夕食の時間になって、お風呂に入ってからやろうと宿題から逃げた。
お風呂から上がって小論文の課題を広げたはいいもののいまいちやる気がでない。
お菓子でも食べながらやろうとキッチンに行くと、誰かの鼻歌が聞こえてきた。
克「もうちょっとかな〜。」
『克樹くん?何やってるんですか?』
コンロの前でご機嫌な克樹くんに声をかけると大袈裟なぐらいに肩が跳ねる。
克「Aちゃんか、びっくりした〜。
あっ、早くドア閉めて!」
なんでそんなに慌ててるのかわからないまま言う通りにドアを閉めて近づくと、そこにはグツグツと煮立った美味しそうなラーメン。
克「お願いだから嶺亜には内緒にして?お願い!ね?」
『大丈夫ですよ、言いませんから笑。』
上目遣いで眉尻を下げてお願いする姿があざとすぎるんですけど、本当に年上ですか?
克「ほんと?よかった〜、こんな時間に食べてるのバレたら怒られちゃうから。」
『確かにいい時間ですもんね。』
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ひとみ(プロフ) - 面白いです^_^誰とくっつくのかドキドキですね。応援してます♪ (2021年1月17日 16時) (レス) id: 2a87ced4d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みん | 作成日時:2020年12月5日 23時