負け試合 ページ7
*
ピッタリと寄り添ってるﾄﾞﾝﾍオッパとユリオンニから視線を外すように
ｼｳｫﾆオッパの彼女を見ると、ほとんど外に向けられれてる視線が
ｼｳｫﾆオッパが話し出すとチラッとそちらに向く。
そして、オッパが身振り手振りを加えて喋ると
オッパの目の前にあるグラスをみんなにわからないようにそっとずらす。
なんか…
彼女って、見た目と違ってかわいい人なんじゃないかな。
だけど、そんな彼女に気づかないｼｳｫﾆオッパ。
オッパ。気づいてあげて？
彼女はきっと、オッパのこと、気になってる。
いきなり帰るっていう彼女を追いかけて出て行ったオッパが少しして戻ってきた。
茫然自失のオッパ。
なんでも彼女にビンタされたらしい。
みんな口々に彼女を悪くいうけど……
「ん……そうかな？彼女、ｼｳｫﾆオッパのこと、嫌ってるようには見えなかった。
それに…寂しそうに見えた。」
「寂しそう？んなわけあるかい。俺らのこと、バカにしてたみたいだったぞ？」
「そうかな？だって……」
「なに、なにか気になったの？」
「え、いや……」
「なんだい？ハニ。言ってみて」
「あ、あのね…」
「そういえば……彼女、ｼｳｫﾅのこと見てないと思ってたけど
ｼｳｫﾅのグラスをそっと避けたりして、結構気がつくいい子なのかも」
オンニも気づいてたんだ。
でも…オンニはズルい。何でも出来て気が利いて綺麗で。
そんなオンニに勝てるわけないもん。
いや、勝ち負けじゃないけど。
てか、すでにもうなんかいっぱい負けてて勝負になんないけど。
「ユリ、そんなとこ見てたの？」
「え、たまたまよ(笑)」
「すごいな。さすがユリ。細かいとこによく気がつくな。おい、ハニ」
「え？」
「お前も見習えよ、ユリの女らしいとこ」
ほらね。
みんな、オンニとあたしを比べる。あたしだってホントは…
「ふ、ふん！余計なお世話だよ！」
「あ、なんだ？お前、偉そうにヒョンに逆らうのか？」
「痛いっやめて！」
あたしのこめかみにグリグリするﾄﾞﾝﾍオッパ。
お願いだから。そういうの、本当に辛いからやめて。
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さくらこ(プロフ) - まあさん» まあさん、初コメありがとうございます！絶妙だなんて(///△///） 自分ではもう、ない知恵振り絞ってる感じなんですが^^;2章に移行しましたので、引き続きおつきあいくださいね！ (2013年10月23日 17時) (
レス) id: fbd3e675d8 (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - ごんごんさん» ごんごんさん、コメントありがとうございます！そうなんですよね。ぶつければいいと思うんだけど…なかなか、うまくいくか…って感じです。2章に移行しましたので、引き続きおつきあいくださいね！ (2013年10月23日 17時) (レス) id: fbd3e675d8 (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます。いつも絶妙な展開で楽しませて頂いてます(*^^*)これからのドンへの展開楽しみです(*^^*)さくらこさんのセンス大好きです!!! (2013年10月23日 0時) (レス) id: 9c0e6bd832 (このIDを非表示/違反報告)
ごんごん(プロフ) - ドンへさん自分の気持ちに気づいたならその気持ちをぶつけちゃって… いつも楽しみにしています^_^ これからの展開がとても気になります>_< (2013年10月23日 0時) (レス) id: 3fe715c8fc (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - ミイさん» ミイちゃん、いつもコメントありがとう〜ドンへ、そろそろ気づかなきゃダメよね^^;ﾋﾁｮﾙも絡んで複雑…です^^; (2013年10月16日 23時) (レス) id: a388da78b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mi＊ku
| 作者ホームページ：http://id41.fm-p.jp/390/cherryhae15/
作成日時：2013年10月3日 4時
