Sweet butterfly〜Donghae〜4

イジワルオッパ ページ33

*



ゾクゾクするような、ビリビリするような

なんて表現したらいいのかわからない。


まだ何度も押し寄せる波間に漂うように、余韻に身を任せる。
オッパの首元に唇を寄せてピッタリと全身でくっついた。


「A…」

「ん……」

「ごめん、今日はもうガマン出来そうにない……いい？」


そう、申し訳なさそうに呟いたオッパ。


「いいよ…」


あたしも、早くオッパと繋がりたい……


初めての時には、こんなの無理！って思ってたのに
二度目の今日、不思議なくらい落ち着いてる自分がいて。


オッパが優しく囁いて、キスをして。


オッパが来るその瞬間。


強い圧迫感に一瞬たじろぐけど。


それでも、その痛みよりももっと、オッパを求める気持ちの方が強くて


「ぁ、んっ」


少しずつ慣れてくるその重量感に
次第に痛みが快感に変わって行くのがわかる。


「A……っ痛くない…？」

「痛く、ない……っ、ん、ぁ、あ」


そう言ってるオッパの方が痛そうだよ…？


「オッパ、……は？」

「ん、？」

「オッパの方が…ツラそ…」


ゆっくりゆっくり、伺うように優しく揺れて。
あたしを見下ろすオッパが苦痛に耐えてるように見えて
オッパの眉間のシワに手を伸ばしたら、その手を取って指に唇を付けた。


「あは、ツラくないよ、気持ちよすぎて必死に戦ってんの」


戦ってる？
何と？


意味がわからず戸惑うあたしに、オッパがイタズラっぽく笑って。
薄く開いた唇からチロッと舌を出すその顔がセクシーで見惚れてたら


「ちょっとだけ我慢して？もっといいところに連れて行ってあげる」

「ぁ、あっや…」


そう言ったオッパが、さっきまでの揺れるようなのじゃなくて
深く、浅く、あたしの中を行ったり来たりするその動きに
あたしの中がピクピクして、オッパにまとわりつくのがわかる。


「あっ、や、ぁ、ダメ、」

「ん、ダメ？痛い？」


動きが止まる。
あ、やだ、やめないで…


「ちが…う、そうじゃない…」

「違う？ん、じゃあどうしたい？」

「どう、って…ん、、」

「ん？言って？」

「………」


あたしを見下ろして答えるのを待ってる。
どうしたい？なんて。
なんて言わせたいの？


「やだ、オッパのイジワル……」


恥ずかしくてそっぽを向いたあたしの耳元にチュッとキスをして。


「ごめんね？Aから強請って欲しくてちょっとイジワルした」


そんな風に甘く囁かないで。
それだけでもう、トロトロに溶けちゃうよ………




*

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