青天の霹靂 ページ36
*
会場入りした足で、お隣のSjオッパたちの楽屋を覗いて見る。
「まだ来てない…よね」
ミイナには大丈夫って言ったけど、ｼｳｫﾝオッパの事が気になる。
まさかとは思うけど、一応確かめないと。
キョロキョロしてたらﾄﾞﾝﾍオッパがやってきた。
「A」
あたしを見つけると、満面の笑みで近づいてくるオッパに
クラクラしそう。
相変らず、なんだろうこのカッコ良さは。
「ｼｳｫﾝオッパは？」
「さあ、教会行ってから来るって言ってたけど」
「そう…」
「ｼｳｫﾝに何の用？」
夕べのミイナの言葉が蘇って、勝手に身体が熱くなる。
そしたらいきなり手を引かれて。
止める間も無く、控え室。
後ろは壁で…いわゆるこれが、壁ドンってやつ？
きゃー！ち、近いですオッパ！！
覗き込むように、あたしを見つめるノーメイクのオッパ。
ちょっと肌が荒れてる…忙しいもんね。
なんて。ついマジマジと見つめてしまった。
いつになく真剣なオッパに、期待と不安が押し寄せてくる。
「オッパ…？」
「ねえ、A…今日なんだけど…」
「うん…」
「終わったらさ。その」
「うん…」
ねえオッパ、期待していい？
「Aの時間を、俺にくれない？」
「うん…」
「え？うん？いいの？」
「いいの？って。オッパが言ったんでしょ？
その。あたしもそのつもりだったって言うか(恥)」
「ほんとに？絶対な？」
「ふふ、うん」
飛び上がっちゃうんじゃないかってくらいキラキラの瞳が弾けて。
気づいたら、オッパの唇が近づいて…
そっと触れた。
一瞬離れて。
もう一度触れたら、今度はあたしを溶かすキスになった。
「オッパ…！誰かに見られたら…」
「誰も来ないよ…」
「ん…っ」
オッパのキスは不思議。
一瞬であたしをフワフワ浮き上がるように高いところに導くようで。
離れてからも、ずっと後を引いて。
出番を待つ間もずっと身体が熱を持ってる。
なんなんだろう。この感じ。
身体の奥がジンジンして。
火照る身体を持て余して、何故かずっと落ち着かなかった。
刻一刻と、あたしの番が近づく。
ドキドキする胸を、落ち着かせようと深呼吸をする。
「A！大変なの！！」
「マネオンニ？」
慌てふためいてやってきたオンニは顔面蒼白で…
「ﾋﾁｮﾙが、ﾋﾁｮﾙが……」
「ﾋﾁｮﾙオッパがどうしたの？」
「いないのよー！！」
は？オッパがいないって、どういうこと？
まさにこれが、青天の霹靂……
*
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さくらこ(プロフ) - LaLaさん» LaLaさん、気にしないでください〜^_^急な事でしたし、知らなかった、という方けっこういらっしゃいましたから。お気遣い頂いて嬉しかったです。またコメントお待ちしています^ ^ (2014年1月10日 16時) (
レス) id: fbd3e675d8 (このIDを非表示/違反報告)
LaLa(プロフ) - ｼﾞｮﾝｽｵｯﾊﾟに身内の不幸があったことに気づかず前回は大変無礼なコメントをしてしまい申し訳ありませんでした。 (2014年1月8日 20時) (携帯から) (レス) id: 1c41261f79 (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - とぅぎ子さん» とぅぎ子さん、コメントありがとうございます。お名前からすると、トゥギペンさんでしょうか。彼の気持ちを思うととても辛いですよね。真実は歪められたり誇張されたり。目にする事が全てではないはずです。私達はただ、トゥギが心静かにお別れできればと、願うしか… (2014年1月8日 19時) (レス) id: fbd3e675d8 (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - LaLaさん» LaLaさん、ありがとうございます。一応、水面下で他のお話を書いてたりもしてますが、今はハッピーなドンへとハニを書くには少し時間がかかりそうですm(_ _)m (2014年1月8日 19時) (レス) id: fbd3e675d8 (このIDを非表示/違反報告)
とぅぎ子(プロフ) - 私はTwitterをしてるんですが、何が真実で何を信じればいいのか分からず、何だか疲れてしまいました…。一番つらいのはトゥギ達なのに…。さくらこさんの復活、心待ちにしています^^ 私も気持ち切り替えて頑張ります!! (2014年1月8日 1時) (携帯から) (レス) id: 94d7744cc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらこ
| 作者ホームページ：http://id41.fm-p.jp/390/cherryhae15/
作成日時：2013年12月4日 3時
