オトナのキス ページ20
*
ちゅ、ちゅ……食むようなキス。
オッパの唇…
なんでそんな、慣れてるっていうか。
いや、当たり前なんだけど。
あたしはもう、ただオッパのするままに身を任せて…
離れるかと思えばまた強く押し付けられて。
ああ、オッパ。
息が苦しいよ…
きっと、ガチガチに固まってただろうあたしの唇に
唇よりももっと柔らかいものが触れて…
！！
も、もしかして……
ど、どうしたら……
「………」
「………A…」
唇をちょっとだけ離して。
クスッと笑ったオッパが一言。
「固過ぎだから」
「へ…？んうっ」
オッパの指が、あたしの鼻をキュッと摘まんで。
「んんんん、ぷはっ」
耐えきれずに開いた唇にすかさずオッパが噛み付いた。
するっと滑り込んだオッパの舌が…
歯をなぞって、やさしくあたしの舌を絡めた。
「ん……」
頭がクラクラして。
膝が震えて、思わずオッパの服の胸元をギュッと握ったら
「ふ…掴まって？」
そう言って、あたしの腕を自分の首に回した。
回したら、もっと密着する身体を、オッパが強く抱き締めて…
何も考えられない。
強く抱き締めるのに、あたしの口の中のオッパの舌は優しくて
甘くて………
これが……オトナのキス……
寒いはずの外なのにブランケットの中は、
2人の熱でまるでホカホカの暖炉の前にいるようで…
「A…好きだよ」
キスの合間、何度もそう囁いて。
頬にも、おでこにも、鼻にも。
顔中触れてないとこがないくらい、キスを受ける。
「Aも…してくれないの？」
「え…」
そんなふうにおねだりされたら拒めない。
恐る恐る、鼻の頭にチュッと唇を付けて。
「恥ずかしい…」
「なんで。これからもっといっぱいするんだから慣れて？」
「オッパみたいに慣れてないもん」
ムッとして。
追いかけてくるオッパの唇を手のひらで押し戻した。
「なんだよそれ。怒るなよ」
「だって」
「可愛いやつだなほんと」
そう言って手を外されて。
やっぱりオッパからは逃げられない。
もう何度目かわからないくらいのキス。
マンションに帰ってからも、思い出すのはオッパの唇の感触で。
あたし……もうダメかも………
頭の中が、オッパでいっぱいです。
*
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さくらこ(プロフ) - LaLaさん» LaLaさん、気にしないでください〜^_^急な事でしたし、知らなかった、という方けっこういらっしゃいましたから。お気遣い頂いて嬉しかったです。またコメントお待ちしています^ ^ (2014年1月10日 16時) (
レス) id: fbd3e675d8 (このIDを非表示/違反報告)
LaLa(プロフ) - ｼﾞｮﾝｽｵｯﾊﾟに身内の不幸があったことに気づかず前回は大変無礼なコメントをしてしまい申し訳ありませんでした。 (2014年1月8日 20時) (携帯から) (レス) id: 1c41261f79 (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - とぅぎ子さん» とぅぎ子さん、コメントありがとうございます。お名前からすると、トゥギペンさんでしょうか。彼の気持ちを思うととても辛いですよね。真実は歪められたり誇張されたり。目にする事が全てではないはずです。私達はただ、トゥギが心静かにお別れできればと、願うしか… (2014年1月8日 19時) (レス) id: fbd3e675d8 (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - LaLaさん» LaLaさん、ありがとうございます。一応、水面下で他のお話を書いてたりもしてますが、今はハッピーなドンへとハニを書くには少し時間がかかりそうですm(_ _)m (2014年1月8日 19時) (レス) id: fbd3e675d8 (このIDを非表示/違反報告)
とぅぎ子(プロフ) - 私はTwitterをしてるんですが、何が真実で何を信じればいいのか分からず、何だか疲れてしまいました…。一番つらいのはトゥギ達なのに…。さくらこさんの復活、心待ちにしています^^ 私も気持ち切り替えて頑張ります!! (2014年1月8日 1時) (携帯から) (レス) id: 94d7744cc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらこ
| 作者ホームページ：http://id41.fm-p.jp/390/cherryhae15/
作成日時：2013年12月4日 3時
