キスの上書き〜DH〜 ページ2
*
ハニの口から他のヤツへの告白なんて聞きたくなくて
つい勢いで告ってしまったらまさかの告白返し。
けど。
ハニは言っちゃった後ですげー恥ずかしそうに俯いて。
それがもうたまらなく可愛くて、何だか虐めたくなった。
「A…ねえ、じゃあさ、さっき言ったことホント？」
「さ、っき…って…」
「俺のことが好き、ってやつ」
「……」
言わないつもり？
なら、言わせてあげる。
「言わないと…」
「え…」
「言わないと、しちゃうから」
もちろん、言ってもしちゃうけど(笑)
「え、な、何を(汗)」
「ん？んー。キス…？」
びっくりするくらい大きく息を吸い込んだAがおかしくて
ニヤニヤしながら返事を待つ。
「ホ、ホント、ホントだから！」
「ん？ちゃんと言って？」
「ス、スキ…好きなの……！だから、」
はい、いただき。
好きだって気づいてから、触れたくてたまらなかった唇。
柔らかいその感触を味わう。
ちょっとびっくりして固まってたAも、すぐに俺に身体を預けて来た。
「嘘つき…」
なんなの？
その色っぽい吐息混じりの嘘つきって。
やめられるわけない…
「ん？」
「言ったらしないって」
「そんなこと言った？」
「だって…」
「上書きしてんの」
「え…？」
「………ヒョンのキス…の、上書き」
だってさ。
嫌なんだよ。
ヒョンはもちろん好きだけど、これは別問題！
俺のキスで、ヒョンのキスを塗り替えなきゃ。
さっきは気づかなかったけど。
ハニが着てるキャミソール。
ボーイッシュなハニに似合わない、
レースがふんだんに使われた随分と色っぽいヤツで。
細いそのリボンみたいな肩紐。
指で下ろしたくてたまらなくなる。
こんな時なのに、こんな場所なのに。
絶対、これ以上はダメなのに…
どうすれば……(汗)
ちょっとこれ、止まれなくなりそうでヤバイ……
「ん…オッパ……」
「ん…？」
「夢じゃ、ないよね？」
「……ふふ…それはこっちのセリフ…」
「え…？」
「まさか、お前が俺のことこっそりオッパて呼んでるなんて知らないし。
だから…他の誰かが好きなんだろうなって…」
「オッパ…」
「もっと呼んで？」
「ん……」
「ねえ。好きって言って？」
「オッp……ん」
言って、なんて強請るくせに、結局はそれもさせないくらいキスをして。
いつの間にか眠りについた俺たちが目を覚ましたのは温かなベッドの上だった。
*
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さくらこ(プロフ) - LaLaさん» LaLaさん、気にしないでください〜^_^急な事でしたし、知らなかった、という方けっこういらっしゃいましたから。お気遣い頂いて嬉しかったです。またコメントお待ちしています^ ^ (2014年1月10日 16時) (
レス) id: fbd3e675d8 (このIDを非表示/違反報告)
LaLa(プロフ) - ｼﾞｮﾝｽｵｯﾊﾟに身内の不幸があったことに気づかず前回は大変無礼なコメントをしてしまい申し訳ありませんでした。 (2014年1月8日 20時) (携帯から) (レス) id: 1c41261f79 (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - とぅぎ子さん» とぅぎ子さん、コメントありがとうございます。お名前からすると、トゥギペンさんでしょうか。彼の気持ちを思うととても辛いですよね。真実は歪められたり誇張されたり。目にする事が全てではないはずです。私達はただ、トゥギが心静かにお別れできればと、願うしか… (2014年1月8日 19時) (レス) id: fbd3e675d8 (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - LaLaさん» LaLaさん、ありがとうございます。一応、水面下で他のお話を書いてたりもしてますが、今はハッピーなドンへとハニを書くには少し時間がかかりそうですm(_ _)m (2014年1月8日 19時) (レス) id: fbd3e675d8 (このIDを非表示/違反報告)
とぅぎ子(プロフ) - 私はTwitterをしてるんですが、何が真実で何を信じればいいのか分からず、何だか疲れてしまいました…。一番つらいのはトゥギ達なのに…。さくらこさんの復活、心待ちにしています^^ 私も気持ち切り替えて頑張ります!! (2014年1月8日 1時) (携帯から) (レス) id: 94d7744cc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらこ
| 作者ホームページ：http://id41.fm-p.jp/390/cherryhae15/
作成日時：2013年12月4日 3時
