ハニは女の子〜DH〜 ページ15
*
「とにかくさ」
均衡を破ったのはﾘｮｳｸ。
「どこかで休ませないと。このままじゃ、ほら」
「！！！！！」
ふと視線を落とすと、ふわふわのワンピの裾から大胆に露出されたハニの太腿が！
「おぉ…」
ヒュー♩と口笛を吹くﾋﾁｮﾘヒョンをﾘｮｳｸがキッと睨んで。
「ほら！みんなあっち行って！」
シッシッと、野良犬を追い払うように手を振ってメンバーをキッチンから追い出した。
「ﾘ､ﾘｮｳｶﾞ、どうしよう」
「ヒョン、ちょっと待って。ｷｭﾋｮﾅ、ブランケット持って来て！」
ﾘｮｳｸはｷｭﾋｮﾝが慌てて持って来たブランケットでハニの腰のあたりから足を隠した。
「ヒョン、このままハニを抱き上げて」
「え！？俺が？」
「ヒョン以外に誰がいるのさ。いつもヒョクヒョンとか担いでるでしょ」
「そ、そうだけどさ…」
そんな、荷物担ぐみたいにはできないよ←
ハニは女の子で、それに俺の……(照)
「…ヒョン、高校生じゃあるまいし、なに顔赤らめてんの？(呆)ほら、早く」
「は、はい」
ｷｭﾋｮﾝより、お前の方がずっとブラックだと思うぞ(泣)
「よっこいし…！」
ハニの膝裏に腕を通して、少し力を入れて立ち上がった俺は、
そのあまりの軽さに驚いた。
こいつ、こんな軽かったっけ？
「ヒョン、どうしたの？はやく、こっち」
ﾘｮｳｸの呼びかけにハッとして、俺はうん、と頷いて後を追った。
「え？どこ行くつもり？」
「とりあえず、今1番安心なのは僕の部屋でしょ。
ｼﾞｮﾝｳﾝヒョンはいないし、他の男の部屋じゃいろいろ危ないし」
それはもっともだと思った。でも…
「ここで朝まで寝かすわけにいかないだろ」
ﾘｮｳｸが布団をはいだｼﾞｮﾝｳﾆヒョンのベッドにハニをそっと寝かす。
「うん、今からマネヌナに迎えに来てもらうように電話するね。
ヒョン、もしハニが気持ち悪がったらいけないから、ちょっとそばにいてあげて？」
「あ、ああ。わかった」
ﾘｮｳｸが部屋を出ると、当然ながら部屋には俺と、ハニだけが残された。
よく考えてみれば。
サイン会での暴漢事件で傷付いて、その後ミューバンでの初めての1位獲得。
ここ数日で、ハニの周りではいろんなことが起きて。
きっと、心が休まることはなかっただろう。
そんな時に酒を飲めば、こうなることは目に見えてたはずで。
早く気づいてやれなかった事を悔やんだ。
「ん……」
その時、小さく唸ったハニが寝返りを打った。
*
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さくらこ(プロフ) - yuさん» yuさん、コメント頂いてたのに気づかなくて今頃ごめんなさい(T ^ T)やっと思いを伝えあった二人ですが、まだまだ先は長いようで…気長にお付き合いくださいね！本当にごめんなさい。ありがとうございます！ (2013年12月23日 23時) (
レス) id: a388da78b1 (このIDを非表示/違反報告)
yu - やっと結ばれた〜(*/ω＼*)告白の感じも二人して可愛くて最高です！続きも楽しにしてます（*^_^*） (2013年12月4日 22時) (レス) id: 053314da0c (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - ななすけさん» ななすけさん、コメントありがとうございます！ええ、ええ、やっと肌と肌が←エ ロいw素直になった二人のその後も見守ってあげてくださいね！ (2013年12月3日 20時) (レス) id: a388da78b1 (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - yuさん» yuさん、またまたコメありがとうございます！大好きだなんて言っていただいて嬉しいやらお恥ずかしいやら(///△///） もうすぐ更新しますので楽しみにしてもらえたら嬉しいです！ (2013年12月3日 20時) (レス) id: a388da78b1 (このIDを非表示/違反報告)
ななすけ(プロフ) - あぁ、肌と肌がーっ！！この温かさに誘われて、素直になれますように。 (2013年12月2日 22時) (レス) id: db7694f338 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらこ
| 作者ホームページ：http://id41.fm-p.jp/390/cherryhae15/
作成日時：2013年10月23日 16時
