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♪ ページ44
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｢······もう、ほんま可愛すぎ｣
耳元でそう聞こえたかと思えば宙に浮く体
｢うぇっ!?ちょ、重いですって！｣
｢軽すぎやアホ。｣
抱っこの形でまた抱きしめられる
｢Aちゃん、顔上げや〜｣
呑気に言ってるけど
恥ずかしくてあげられるわけない
｢······嫌です｣
｢ふふ、耳まで真っ赤やんか｣
何も言い返すことなんて出来なくて
ひたすら大倉先輩の肩の上でぶんぶん首を振る
あっはっはくすぐったいて〜
そうやってまたぎゅーって抱きしめられると
｢·········A、｣
突然過ぎて咄嗟に顔を上げてしまった
｢······っ、｣
｢ふふ、好きやで？｣
かっこよく微笑むと
またそっとキスをした
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作者名：*緑蝶*
| 作成日時：2017年2月17日 18時
