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♪ ページ22
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期末テストまであと1週間を切った
バイトも部活も禁止になってみんな図書室で勉強
｢あー…今日も空いてないや｣
あれから毎日ちゃんと私の英語を教えてくれる大倉先輩
大倉先輩テストもなんだかんだ80点
難しめに作ったんにここまでてきたんやったら大丈夫やなって褒めてもらえた
気まずさは無いものの。
あんな宣戦布告みたいなのしておいて恥ずかしいったらありゃしない
肝心な大倉先輩は
｢Aちゃん、帰ろ？｣
いつもと変わらない態度で
図書室で立ちすくんでる私の手を引き歩き出す
｢えっ、大倉先輩いつの間に？｣
｢ついさっき。丸が多分図書室今日も激混みやで〜って教えてくれてん。｣
また突っ立っとるかもしれんし呼びに来たって
私の大好きな笑顔で言う
｢まぁ取り敢えずどこいっても混んでるやろなぁ｣
うーんってひとしきり考え込んだ後大倉先輩は
｢じゃあ、俺んちくる？｣
そう言ったあと、返事も待たずに私の腕を引いて学校を出た
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作者名：*緑蝶*
| 作成日時：2017年2月17日 18時
