俺、面倒くさいから恋愛はしません 2

○スリル満点の自己紹介 ページ3

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「A！」


そう呼ばれた方へ震えながら振り返る。


ジェヒョナじゃありませんように、ジェヒョナじゃありませんように、

100%ジェヒョナだけどお願いします、

神様、私に味方してください




「おまたせ！行こっか！」




………ですよね





「あれ、この人は？」





全身真っ黒でマスクをしてるユンギさんを見て怪訝そうな顔をするジェヒョナ。


苦笑いでユンギさんの方を向くと、こちらもこちらで怪訝そうな顔をしてらっしゃる。




「ああ、こちらは、あの、ランニングしてるときに知り合った…方です」




''方です''なんて紹介聞いたこと無いよ………



「ああ、そうなんですね！僕、Aの同僚のジェヒョンです！」



ああ、ジェヒョナが馬鹿でよかった…



「A…同僚…ジェヒョン…」



ユンギさんは何故か言われたことを復唱している



「あ、俺、ミンユ「え………っと、ミン・ユ……ジュンさんです！ユジュンさん！」


キョトンとするユンギさんの腕を掴む



お願い、察して下さい………！



ユンギさんは私が掴んだ腕を見つめながら、何故か耳を赤くした。



「ユ………ユジュン、です。」




神様、ユンギ様、有難うございます！！！




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