俺、面倒くさいから恋愛はしません 2

失敗、チャンス ページ18

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「まずはヒョン、Aちゃんが髪切ったの気付きましたか？」



「え？……ああ、ほんとだ。」



少し離れた位置で撮影班を手伝っているらしいAちゃんを目で追うと、確かに短くなっていて毛先も巻かれていた。



………可愛い


さっきはホソガの行動で頭が一杯だったからな、







「あー、ヒョン、ダメダメ。好きじゃない男でも女の子は変化に気付いてもらえたら嬉しいものなんですよ」



「好きじゃない男…？」






しまった…って顔をするホソガを睨む。







「、、、まずは、Aちゃんの変化に触れること！第一のミッションです」







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「あの「今行きます！」




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「Aちゃ「はい、あ、それですか？それならあっちのほうにあった資料が…」








遠くでホソクが笑っているのが見えずともわかる。






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「ヒョン……Aちゃんは忙しいみたいですね」




「……面倒臭い。止めだ止め」




「ダメダメ！ヒョン、ここで諦めたらずっと片想いですよ！」





慌ててホソガが説得した。





「そうだなぁ…じゃあヒョン、Aちゃんがジェヒョンくんとくっついたらどうですか？」



「ああ？」



「怖っ！…嫌ですよね？じゃあ振り向いてもらわなきゃ！」






次の作戦は…って説明し始めるホソガを放って他のメンバーが待機してる控え室に向かった。









「だからー！餃子！」


「今日は冷麺が食べたいの！」





ジミナとテヒョンがまた口喧嘩してる。






「ちょっと、ユンギヒョン！無視しないで下さいよ！」



プンプンしたホソガが入ってきた。






「今日は何」


「昼何処で取ってもらうかで喧嘩」







呆れた顔で答えたナムジュンにああ、と返す。








「前回も餃子だったじゃん！」


「前回はテヒョンの言い分を聞いて餃子にしたでしょ？」







ガキか、こいつらは。






「あーー、ユンギヤ、さっきスタッフさんと話してたよな？そのスタッフさんに両方の店で注文できるか聞いてきてくれるか？」






ジンヒョンに眉毛を下げて頼まれる









もしかして、チャンス？







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