BAR Masquerade

Masquerade11 ページ13

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愛華ちゃんの前で着替えを済ませ、髪の毛も巻いてくれた



愛「きゃー！かわいいっ！！！！」



『確かにこのドレスは可愛いけど...似合ってますかね？』


愛「なぁーに言ってんの！めちゃくちゃAちゃん可愛いし似合ってるよ？」



『...愛華ちゃんは白なんですね』



愛「私は白か黒しか着ないの」ﾆｺ



『あれ、でもここに黒のドレス置いてないですよ？』


愛「黒は特注で作らせて私しか着れないようにしてるの！」


愛「そんなことより！敬語ナシにしよ？」


『うぅ、、わ、わかった！』


愛「よし！そしたら...」


ｶﾞﾁｬｯ_____



ｶﾅｴ「2人ともおそーい！から入って来ちゃった♪」


痺れを切らしたように入ってきたｶﾅｴが私と目が合うとその場に根が生えたように突っ立ってしまった




『へ、変かなぁ...』




ｶﾅｴ「んや、めちゃめちゃ可愛い！」



『えへへ、このドレス可愛いよね』ﾆｺﾆｺ



ｶﾅｴ「あ、いやっ、ドレスも可愛いんだけど...」



『ん？』



ｶﾅｴ「...天然なんだね」


私は首元で光っているネックレスをまじまじと見る

『へぇ！このネックレス天然なんだぁ！』



ｶﾅｴ「...ちがうちがう笑 そうじゃないんだけど...笑」



ｶﾅｴ「まぁいいや...こっち来て」



ｶﾅｴに着いていき一面ガラスの前に立つ




たまに眩しい光が差してくる



下を覗くとそこはクラブみたいに人がギュウギュウで踊っている人もいれば、お酒を嗜んでこの空気に溶け込んでいる人もいる


ｶﾅｴ「下にいる人たちは所謂VIPと言われる人達。有名な芸能人からお金を積んで入った人だったり、裏社会に精通してる人だっている。僕らが仮面を付けてるのはプライバシーを守るためでもあるんだ...だから客の前で絶対仮面を外しちゃだめだからね？」


『わ、わかった！！』


ｶﾅｴ「右の方見てみて？」


言われた通りに右の方に目を向けると


ｶﾅｴと同じように仮面を付けている男性がいた


ｶﾅｴ「あれがﾌﾜｯﾁでー、あの隅で座ってるのがｸｽﾞﾊでー、あ、、真ん中でこっち見てる人、、、あれがウチの責任者」



ｶﾅｴが一人一人指さして説明してくれた




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