BAR Masquerade

Masquerade9 ページ11

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『うわぁ〜、何これ！』


中に入ってｶﾅｴが電気のスイッチを押して電気が付くと、そこには壁から壁までドレスが並び、それに合わせた靴やアクセサリーなども置いてあった



ｶﾅｴ「んふふ、すごいでしょ？ ちょっとここで待ってて...」




そう言うとｶﾅｴはこの部屋から出て行った




1人になった部屋でドレスを物色する



王道の白色から、紫、水色、赤、赤より濃いワインレッド、ブラウン、ラベンダー、ベビーブルー、藍色とカラーリングが豊富

『あ、これ可愛いかも...』

この中で1番目を引いたドレスに手をかけたとき___



ｶﾞﾁｬｯ__



ｶﾅｴが戻ってきたと思って扉に目を向けると白いドレスを着ためちゃくちゃ可愛い子が入ってきた



『あっ、えっと、、、』




ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ___



「キャー！！めちゃくちゃ可愛いじゃん！！！！」



ｶﾞﾁｬｯ



また人が入ってきたと思ったらｶﾅｴだった



ｶﾅｴ「Aちゃん紹介するね」



「初めまして！私 愛華！！愛華って呼んでね♡」




『初めまして。Aです...あのっ、ここは一体、、』




愛「ｶﾅｶﾅAちゃんに言ってないの？」



ｶﾅｴ「言ってない...」ｱﾊ



愛「んもぉ！ま、いいか！Aちゃんドレス着よっか？」



『うぇっ？！なんで？！！説明は？？？！』


愛「Aちゃん好きな色なにー？」



『ねぇ聞いてる？』



ｶﾅｴ「Aちゃんは水色が似合うんじゃないかな？」



愛「..そうね！肌が白いから水色は似合うと思うね！でもやっぱり....コレっ！」


ｶﾅｴ「えぇー、白ー？なんでなんで！」


愛「独り占めはさせないよー？」ﾆｺ



ｶﾅｴ「うぅっ、だからこそ最初に囲っておいて...」


愛「ｶﾅｶﾅ...本気なの？」


ｶﾅｴ「僕はいつだって本気だよ？」


愛「そう...でもこればっかりはｶﾅｶﾅだけが決められることじゃないわ！」



愛「Aちゃん！」



『あ、やっと私のターンね？なにかな？』



愛「Aちゃんここで働かない？」



ｶﾅｴ「『....は？？』」



ｶﾅｴ「いや、そこまではっ....！」



愛「話のネタになるような仕事なんだけど...やってみない？」


『話のネタ？？』ｷﾗｷﾗ



ｶﾅｴ「かわぃ...じゃなくてっ！！！ダメだよ！」



『ｶﾅｴ..だめ？？？』ｳﾙｳﾙ



ｶﾅｴ「くっ、、！」



愛「ｶﾅｶﾅ本当は入れたかったんでしょ？」



愛「じゃないとあんなことしないもの」




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