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「ん、引き留めて悪いな。なあ、Aって呼んでもいいか?」

「俺もー」

『は、はあ…。別に構いませんが…』
「よし、じゃあこれからよろしくな、A!」

「よろしくー」

『よ、よろしくお願いします。御影選手、凪選手』

一軍特有のキラキラスマイルを向けられ、どう反応していいかわからない。とりあえず、相手の要求は断らず、こちらからは距離を近づけないようにすることにした。だが、どうやら彼らはそれだけじゃ満足しなかったらしい。

「その“御影選手”ってのなんか他人っぽいな。俺のことは玲王って呼んでくれねえ?」

「俺も、“凪選手”ってヤダ」

『わ、わかりました。…玲王くん、凪くん』

2人の有無を言わさない、言葉のイントネーションから感じる威圧感に負け、彼らの言う通りにする。

「誠士郎」

『え?』

「なんで玲王だけ、下の名前なの」

くぅ〜ん、と捨てられた子犬みたいな顔をする凪くん。悔しいが少し可愛いと思ってしまう自分が居る。

『うっ…せ、誠士郎…』

「ん。じゃーね。玲王、戻ろ〜」

「じゃあ、またな!」

玲王眠〜い。部屋まで寝るなよ。とイチャつきながら部屋へと戻っていく彼らの背中を見届けてから、やっと情報管理室の中へ戻ってきた。

『は〜〜〜。なんか疲れた…。ここにいる人たちコミュ力高すぎんか?無理なんだけど』

約束の消灯時間まで、少し仮眠することにした私は、ベッドへと倒れこむと、そう時間をかけずに夢の世界へと沈んでいく。

モニターの前には3つのインカムがあった。

引き金→←簡単に突破されたら困ります



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ブックマーク(プロフ) - 最高です!応援してます! (2023年2月13日 2時) (レス) @page14 id: 30dece2dde (このIDを非表示/違反報告)
るぁ - うぁ好き…夢主ちゃんが凄いのに謙虚だったりほかの二人も性格が良さそうなのがめっちゃ好き…とりあえず付き合ってください(?)今後の展開楽しみです! (2023年1月30日 19時) (レス) @page9 id: b6e4bb87a9 (このIDを非表示/違反報告)
水晶(プロフ) - うわ、面白い………………!神作品ありがとうございます!!笑応援しています! (2023年1月20日 20時) (レス) @page6 id: 001dbf15df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美少女に生まれ変わりたい一重モンスター。 | 作成日時:2023年1月17日 0時

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