40話.澄んだ瞳 ページ40
. 大倉Side .
凛の手は、絶対離されへん。
凛がいてくれたらそれでいい。
やのになんで
上司B「二葉さんとタッグを組むことになるかもしれないんだよ！」
上司B「二葉さんと大倉君のタッグはいいバランスだと思うんだよね〜！！」
こんなん誰が望んでんの？
・・・・
上司A「海外でのペア活動は
このように振り分けられた。」
上司A「大倉君と頑張ってくれよ。
期待してるぞ二葉」
うちの上司が言うてた通り、
Aとペアを組むことになった。
『……大倉、さんと…ですか』
俺の隣で明らかに顔色を曇らせるA。
上司A「不満か？」
『いえ、』
上司A「君ら二人のタッグに期待がかかってる。」
でも、確かに俺とAはバランスがいい。
能力的に見て、補い合える関係性やから。
大「はい…！頑張ります。」
・・・・
上司が出ていった後、Aは
『忠義くん』と俺を呼んだ。
「うん？」
Aを見ると、昔みたいにもじもじしてて
なんか懐かしいなって。
『あ…』
大「やっとや。…目ぇ、合った。」
俺っていつまでその澄んだ瞳に映してもらえんの？
大「A、…」
いつもそうやん。
名前を呼ぶと、目がキラキラってする。
…変わってない。横山くんもこのA知ってるん？
頬に触れると、ちょっと強ばった。
大「横山くんと付きおうてるって、ほんま？」
そう聞いた瞬間、目が大きく揺れ、
さらさらの髪の毛に指を通すと、
ビクッと身体が小さく跳ねた。
…絡めて、まわして、また絡めて。
ゆっくり、目をAに合わせ、回答を促す。
『ほ、ほんとです。』
大「好きなん？横山くんのこと」
『付き合ってるんだから、好きに決まって…』
横山くんの事をAが特別視してるのは気付いてる。
俺の知らんAを横山くんが知るようになるのは
時間の問題。
『好きに、決まって、ます。』
大「ウソや」
『忠義くん、もうやめましょうっ』
『凛さんいるのに、変ですよ…！私帰ります』
俺を置いて部屋を出ようと
ドアノブに手をかけた態度がめっちゃムカついて
大「別れた。」
言葉の鎖をAに投げた。
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∞くらゆい∞(プロフ) - uzuuzuさん» コメントありがとうございます！(；；)横山さん…切ないです…自分でも横山さん側から見て胸が苦しくなる時が… (2018年2月1日 1時) (
レス) id: d641cf3230 (このIDを非表示/違反報告)
uzuuzu(プロフ) - 横山くん切ないですね… (2018年1月31日 15時) (レス) id: bf71f8c0d1 (このIDを非表示/違反報告)
∞くらゆい∞(プロフ) - すーさん！嬉しいコメントありがとうございます(；；)ハッピーエンドかバッドエンドか、、もしハッピーエンドだったらわたしも書きたいです！^^ (2018年1月29日 23時) (レス) id: d641cf3230 (このIDを非表示/違反報告)
∞くらゆい∞(プロフ) - あきさん» あきさん、コメントありがとうございます！わぶたちゃんと、横山さん、忠義くんと、凛さん、まだまだ続きますので、これからもよろしくお願いします(；；) (2018年1月29日 12時) (レス) id: d641cf3230 (このIDを非表示/違反報告)
すー(プロフ) - 毎日更新楽しみです！完結してもブタちゃんと大倉くんの日常とかの続編見たいです...！ (2018年1月28日 22時) (レス) id: bae7291fdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞くらゆい∞
| 作成日時：2018年1月21日 1時
