25話.新しい出会い ページ25
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安「大倉と凛ちゃんおんの？」
「うん、同じプロジェクトチームに…」
安「…ごめん。ずっと言われへんかってん。
凛ちゃんな、３ヶ月前に戻ってきてん」
「戻ってきた？」
安「Aが入社する前…、
凛ちゃん癌になる前はここで働いてたから」
安「Aと部署全く違うし、言わんほうが…
傷付けへんかなって…ごめんな…。」
「いやいや、謝らないで、大丈夫だから」
安「でも横ちょがおるらしいやん。」
「よこちょ？」
安「横山裕。…おったんやろ？」
「あっ、うん。」
安「横ちょがおるなら…うまく仲良くなれれば
海外での生活もちょっと気が楽かもよ」
確かに…。あの二人のイチャイチャする姿を
必ず見ることになるだろうし、話し相手は欲しい。
でも横山さんと仲良くなれるのかな…。
「仲良くなるためには動かなきゃだよね」
「今日ご飯に誘ってみる！」
安「横ちょ焼肉好きやで(笑)」
「焼肉！私も好き！」
・・・・
「いた！横山さん！！」
なかなか横山さんに出会わないまま退社時間になってしまい、横山さんの部署に行ったらさっき退社したって言われて慌ててロビーに駆け出した。
横山さんの背中(多分)を見つけて思わず大声で叫ぶ。
横『…？』
色んな人が私の声に驚いて振り向いた。
横山さんも、ギョッとした目でわたしを見てる。
「横山さん！焼肉行きましょう！」
横『は…？』
「仲良くなりたいんです！」
横『……なんやそれ、やっぱ自分変やな(笑)』
横山さんが笑った。何がツボだったのか知らないけど、お腹痛いわってめちゃくちゃ笑っている。
そんな彼を見て、私もなんかおかしくて、
一緒に笑った。こんなに笑ったのは久しぶり。
横『おすすめの焼肉店あるねん、そこ行こか』
「電車で何駅ですかね？」
横『車や、むっちゃ美味いから。そこ。』
ふわっと笑った横山さんに、なんだか胸がこちょこちょ擽られた気がして、変な感じになって
思わず立ち止まった。
横『ぶた〜？…はよ〜』
「あ、…はい！」
・・・・
「横山さん、横山さん」
横『今運転中やっ、そんな引っ張ったら危ないっ』
「あれ！クレープですよ」
横『後で寄ろか』
「あっ。もう閉まってました」
横『なんやねん！』
「あははっ」
楽しい。本当に久しぶりだ。
こんなに純粋に楽しめる時間は。
…笑える気がする。
横山さんといる時間だけは、素直に。
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∞くらゆい∞(プロフ) - uzuuzuさん» コメントありがとうございます！(；；)横山さん…切ないです…自分でも横山さん側から見て胸が苦しくなる時が… (2018年2月1日 1時) (
レス) id: d641cf3230 (このIDを非表示/違反報告)
uzuuzu(プロフ) - 横山くん切ないですね… (2018年1月31日 15時) (レス) id: bf71f8c0d1 (このIDを非表示/違反報告)
∞くらゆい∞(プロフ) - すーさん！嬉しいコメントありがとうございます(；；)ハッピーエンドかバッドエンドか、、もしハッピーエンドだったらわたしも書きたいです！^^ (2018年1月29日 23時) (レス) id: d641cf3230 (このIDを非表示/違反報告)
∞くらゆい∞(プロフ) - あきさん» あきさん、コメントありがとうございます！わぶたちゃんと、横山さん、忠義くんと、凛さん、まだまだ続きますので、これからもよろしくお願いします(；；) (2018年1月29日 12時) (レス) id: d641cf3230 (このIDを非表示/違反報告)
すー(プロフ) - 毎日更新楽しみです！完結してもブタちゃんと大倉くんの日常とかの続編見たいです...！ (2018年1月28日 22時) (レス) id: bae7291fdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞くらゆい∞
| 作成日時：2018年1月21日 1時
