37.対決 ページ37
.大倉side
大『遅い…』
いくらなんでも遅すぎる…心配で、結局こっそり着いてきた。
大『全然落ち着かへん…』
ずっとマンションの下で待ってるけど、全然降りてこうへんし。『無理やもうっ』待ってられへんくて、駆け出した。エレベーターも待つ時間が惜しいから、階段で8階まで2段飛ばしで駆け上がる
横山くんの805号室まで走って、
なんの躊躇いもなくドアを開けたら、、
大『…え…？』
気を失ってるのか、ぐったりとした姿で
目を閉じたAを抱いてる横山くん。
横『大倉。』
大『横山くん…？なにしてるん？』
横『Aここにおるって。』
そういいながら、Aの頬を撫でててる姿に
凜の時と・・あの時と同じ…恐怖を感じて身震いした。
横『ずっと、おってくれるって。』
見てられへんくて、横山くんからAを引き離して、
俺の胸に抱いた。すると「ただよし、くん？」気がついたAは、
「ごめん…ダメだった」って泣いて笑った。
「やっぱり、忠義くんといられないや」って。
横『そうゆうことや。帰って』
…なんやねんこれ。
大『帰れるわけないやん。』
横『はあ？お前なにゆうてんねん』
大「帰られへんし、Aは俺が連れて帰る。」
間違ってるこんなん。
横『さっきの話聞いてなかったん』
大「聞いてない。」
大「横山くんほんまは間違ってるのわかってんねやろ」
でも止め方がわからんだけ。
大「好きって、苦しいよな」
横『なんの話』
大「狂ってまうほど。でもほんまに狂ったら
不幸にするねんってこいつを。…横山くんだって！」
横『お前に何がわかんねん！』
俺の発言が気に触れたのか、横山くんはまた声を荒らげた。
あれからまた気を失ってるAは、
きっと精一杯横山くんと向き合ったんよな。
…後は俺に任せて…、お前のことは俺が、守ってみせる。
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ふみ(プロフ) - 号泣…… (2018年11月21日 10時) (
レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - なんだか、切ない展開なのですか？？もう、泣いてるんですけど……(；＿；) (2018年11月21日 7時) (レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - いつも楽しみにしています！でも、読む度ドキドキしてます！ 毎日の更新がすごく楽しみです！！！ (2018年10月15日 22時) (レス) id: 173ae5ab39 (このIDを非表示/違反報告)
みづき(プロフ) - あー胸が苦しくて毎回読むたびに心臓バクバクしてます！この後も楽しみにしてます！ (2018年10月14日 8時) (レス) id: eb27484988 (このIDを非表示/違反報告)
めちゃ(プロフ) - どうしてこんな風になっちゃんたんでしょうね 誰も悪くないしみんなずるいと思うし。いつのまにか強い女性になっていた主人公ちゃん。更新楽しみにしています (2018年10月11日 20時) (レス) id: cec7d133e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞くらゆい∞
| 作成日時：2018年10月9日 19時
