キャンプにキンパ�� ページ17
sideたまもり
通常回っていつぶり？ってくらい久々のJGR。今回撮るのはゲーム機でプレイするっていうよりパーティーゲーム系。
違うバージョンのものは何回かしたことあるけど、この新作はもちろんしたことないよね。
「宮田さん見て、人間、色がオレ！」
「あ、黄色ってことね。黄色だけになってる。」
「時代に合わせてんのねー。」
お金やらカードやらをスタッフさんが準備しているところを遠くから宮田さんと見ていたら、これまでとは少し違ったアイテムたち。
……あれ。
「なんかAちゃん混ざってない？」
「……ほんとだ。今日こーじがいるからか。」
「マネージャーの仕事とはちょっと違う気がするけど。」
「なんかこの前『この部屋に入ったらJGRのスタッフです』って真面目な顔で言ってた。」
「へー、確かに言ってそう。」
Aちゃんを発見して宮田さんに言ってみたら新たな事実発覚。ほんとゲーム好きだよね。ニカはアウトドア系なのに。そういえば、キャンプについて来てくれないって嘆いてたな。
そうこうしているうちに人生ゲームの準備が完了したみたい。
「たまさん、みやさん！お久しぶりです。」
「ひさしぶりー。お兄さんからお噂はかねがね。」
「え？なんか言ってたんですか？」
オレたちに気づいたAちゃんが話しかけてくれた。兄(ニカ)のことを言ってみれば、珍しく眉間にシワが寄って。お、何かあったのかな？
「えっとね、キャンプについて来てくれないって嘆いてた。」
「あー。確かに断りましたね。寒いの苦手なので外に出たくなくて。」
オレも外に出たくないのは一緒だな、ゲームしたいからなーと呟けば、そうなんですよ！と乗ってくれたAちゃん。本当オフの過ごし方真逆だなこの兄妹。
と、宮田さんがなぜかこーじをつかまえていた。いや逆か？こーじが宮田さんをつかまえてる？
「おふたりってAさんのお兄さんに会ったことあるんですか？」
「まあね、仕事の関係で。」
「キャンプご一緒されたことは？」
「ないなー。あ、こーじ誘ってみれば？」
「え？なんとも言えん距離感やけどいいんですか？」
宮田さん？こーじってAちゃんの兄がニカなこと知らないのに何言ってんの？宮田さんをちょんちょん突いてだめでしょと助言。
するとうっかりしてた！とすぐさまさっきの誘えばのくだりを訂正。誰なのか知ってる上でなら、ふたりともバラエティ好きだし、話は意外と合いそうだけどね。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1024人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みどりの(プロフ) - 七桃さん» ありがとうございます！ゆり組のお話も作成予定なので少々お待ちください…！ (2023年2月6日 23時) (
レス) @page3 id: 0b83348cef (このIDを非表示/違反報告)
七桃(プロフ) - 続編おめでとうございます！！これからも読ませて頂きます〜〜！♡ 舘様やゆり組絡み好きなので嬉しいです(笑) (2023年2月6日 21時) (レス) @page3 id: 224ce8b2d8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みどりの | 作成日時：2023年2月6日 21時
