危ういところ�� ページ16
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居酒屋の個室で友人と飲んでいた私。二階堂家の血の影響か、お酒は好きだしなかなか強い。今はにぃにおすすめの麦焼酎タイムだ。
「……はぁーっ！きけますねぇ！」
「と言ってる割には全然大丈夫そうだよね。」
「そっちこそ。」
「Aみたいに強くないのは分かってるからちびちび飲んでんのよー。」
「じゃ、ちょっとトイレ！」
なんの脈絡もなくトイレを宣言し、席を立つ。汚い話だが飲んだらそのぶん出てくるから仕方ない。ふすまを開け、備え付けのスリッパを履いて。トイレはどこかなと辺りを見回していたら。
「あ。」
「あ。」
「あ。」
3人同時に同じ言葉が出た。
目の前に現れたのは、宮舘さんと向井さん。そういえばこの二人は明日完全オフだったなと思い出す。私も明日お休みなんだけど。
「いま友人と飲んでまして。……ちょっとあっちに用があるので、失礼します。」
「ああ……はい。」
話してる間になんとかトイレの掲示を見つけたので、そそくさと二人の前を退散する。
あっちも、こっちもオフだからこれ以上関わる必要ないけど、横通り過ぎたときに「コイツ焼酎飲んだだろ」って思われたな。絶対匂ってた。
ささっとトイレを済ませて席……個室に戻ろうとすると、なぜか個室の前にだてこじさん。
「Aさんとちょっとだけ同席できたらなと思ったんやけど……。」
「1杯分くらい、どうかな？」
……一人ならともかく、私は友人と来てるからなぁ。友人の許可が必要だ。ちょっと待ってください、と二人の横を通り抜けてふすまをちょこっと開けて友人に確認を取る。
「……わっ！何なのその現れ方！」
「ごめんごめん。一瞬だけ人増えてもいい？」
「人？誰？」
声を極力抑えるためにささっと中に入り、小声でSnow Manの向井さんと宮舘さんと話す。ご存知だったようで、はぁ！？ほんと！？とめっちゃ驚いて。
別にいいけど面白いことできないよという返答を頂いた。芸人じゃないからそこは気にしなくていいんだけどな。
……にぃにとか千賀くんとかとゲームしたことあるから度胸が違うね、我が友人。
「許可取れたので、どうぞ。」
「ほんまに？ならお邪魔します。」
「失礼します。」
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うp主こと東方好き死神まお - あ、にかちゃんだ (2022年9月13日 9時) (
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作者名：みどりの | 作成日時：2022年9月12日 11時
