2 ページ5
見せるのが早いかと、風呂場の中で取り敢えずスーツを着用。
(ちなみに服は着たままで大丈夫です。)
むむむっと大きくなる体を見て、今度はスホくんが目ん玉飛び出そうになってる。
そうだよね、びっくりするよね。
「えーと。何から説明すればいいのか…。」
SH「…。」
言葉を選ぶ私。だってこんな非科学的なこと。目の前で見せた所で、受け入れるには時間がかかるだろう。
「ヒョン！！ここにいるの？？」
言葉が出ない代わりに聞こえてきた大きな声は、体も大きいハッピーチャニョル。
SH「っ、うん。水道の調子が悪かったみたいで、」
二人で籠っていても怪しまれると判断したのか、咄嗟にそんな言い訳をして。
CY「そーなの？じゃあAさんもそこ？」
「、はい！！」
早く来てねー！なんて言い残して去っていった大型台風。
SH「…まあいーや、時間あるときまたゆっくり聞かせて下さい。」
「えっ、いいの？」
怪しいやつめーー！成敗！とかの展開をちょっと想像していたから少し拍子抜け。
SH「いや、うーん。なんていうか。」
「なに？」
煮え切らない言い方に、不安になる。
SH「ぼく、貴方のこと知ってたので。」
ちょっと、膨よかになったな、とは思いましたけど。
なんてオブラートに包んだ言い方に、なんていうか彼の育ちの良さを見た気がした。
彼のことはこれから、ハニカミ系オブラートジェントルマンと呼ぶことに決めた。
「知って？」
SH「あー、はい。昔東方神起先輩にお弁当届けに事務所来たことあったでしょ？」
…そんなこともあったかもしれない。
でも、もう何年も前の話だ。
「その時、ぼく練習生として事務所にたまたまいて…。」
先輩たちのところに案内したの僕ですよ、なんてまたハニカむもんだから、
自分の中の母性が総動員されてしまって、いますぐ抱きしめたくなって困ったから、
仕方なく自分を抱き締めた。
SH「あ、寒いですか？すみません、こんなところに居たままで。」
こんなところに連れ込んだのは私ですよ、ハニカミ系オブラートジェントルマン(HOJ)
「そうですね、出ましょうか。」
SH「…なんか理由があってのことだと思うので、秘密にしときますね。」
最後にそう耳元でそっと言い残し去っていったHOJ
今度彼の好物を作ろう、洗濯物も綺麗にたたもう。贔屓しよう。
そう決めた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2776人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
nekoko(プロフ) - サクラさん» コメントありがとうございます！ 書く書く詐欺しながら随分お待たせしてしまい申し訳ないです>_< 更新はする気持ちはありますので！！ 面白いと感想貰えて嬉しいです！ 頑張りますので、しばしお待ちを〜！ (2016年6月28日 1時) (
レス) id: ea087c503b (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 前に読んでいて久々に読みなおしたらやっぱり面白いです！文章も上手くて笑えるしベクちゃんも可愛いしでまだまだ読みたいです！もう更新はしないのでしょうか？…>_<…応援してます！！ (2016年6月27日 21時) (レス) id: d95d12b9d7 (このIDを非表示/違反報告)
nekoko(プロフ) - かのかさん» そうなんですね！ めっちゃ詳しいわけではないのですが、なんだか好きな方々で、ついつい出ていただきました。笑 (2016年2月13日 1時) (レス) id: ea087c503b (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - やだーーー！ピニ出た〜!!!すなぎつねソンギュー。(笑)何をかくそうインスピな私。 (2016年2月13日 0時) (レス) id: 171b30f749 (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - 万歳!!!夜中のテンション!!! (2015年12月21日 12時) (レス) id: 171b30f749 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：nekoko | 作者ホームページ：https://twitter.com/nyan1nyan4nyan3
作成日時：2015年9月2日 1時
