我慢の限界。ﾓｳﾀﾞﾒﾀﾞｧー(ﾉд`) ページ10
･･･ガコン、
「ハイ」
「ありがとｗ」
「響ってさ、本当にコレ好きだね」
「おいしーじゃんｗ」
「まぁ、いいけどさｗ」
受け取るのは、紙パックのオレンジジュース。
もちろん100％ですよ。
･･･フ、ガキめ･･･
「出してきたよー!」
「お疲れ様ー」
「会議室戻ろっ」
職員室から出てきた要ちゃんと合流し、
来た道を戻って会議室に戻ろうと、三人は脚を進めた。
三人が生徒とすれ違うたび、生徒達はコチラをガン見。
お目当てはもちろん･･･
「･･･可愛いな、天知･･」
「俺も思った･･･」
「てか俺ファンクラブ入ってるし」
「俺もだしーｗ」
我らの天使、要ちゃん。
要ちゃんの両サイドを歩く二人は、要ちゃんごとになると
自分のことのようにニヤけ始めた。
･･お約束だが、やっぱり響がキモチワルイ。
すると、少し離れた所から
小さく笑う声が聞こえた。しかも複数の。
陸奥と響は思わず視線を向ける。
「見ろよ、天知のヤツ、ボディーガードつけてやんの」
「女に守られるとかどんだけだしｗ」
「男として終わってるよなぁ」
「男のクセして声高ぇし、女みてぇだし」
「よくよく考えればキモイよなぁーｗｗｗ」
「それ思ったーｗｗｗ」
ゲラゲラ笑う集団は、響達と同じ一年。
陸奥はその会話を耳にし、顔を歪ませた。
「なんだよ･･アイツら･･」
「いいよ。気にしないで、陸奥くん」
「でもさぁっ･･･!!!」
「いいんだって。関わったら余計にこじれるから」
「っ･･･」
「しっかもさぁー、何なの？好きなモノがブルマとかｗｗｗ」
「ただの変人じゃんｗｗｗキッモーｗｗｗ」
「ギャハハハ!!!お前キツｗｗｗマジ腹いてぇｗｗｗ」
「男女クソきめぇｗｗｗｗ」
「･･･っ要ちゃん!!!」
「いいんだって」
陸奥も限界だったみたいだ。
いつも温厚な陸奥も、さすがにここまで言われれば腹も立つ。
周りにいる生徒は皆、困ったような顔をして通り過ぎていった。
当の本人も、必死に堪えるようにしているみたいだ。
･････だが、
「え、ちょ、響?!」
ズカズカズカズカ･･･
「あー笑った笑ったｗｗｗ」
「ちょ、お前･･危なっ････」
「えー？なにがだｙ･･･!!!!」
････ガシャァーン!!!!
先ほどまで笑っていた集団の中の一人が、ゴミ箱にぶつかりながら床に倒れた。
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革ベルト
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響(プロフ) - 知由さん» ご指摘ありがとうございました。すぐ外します。 (2013年4月3日 21時) (
レス) id: 925ca6d57c (このIDを非表示/違反報告)
知由(プロフ) - この作品がオリジナル作品のランキングに入っています。オリジナルフラグを外してください（オリジナルフラグさえ外していただければこのコメントはレス無しで削除していただいても問題ありません） (2013年4月3日 18時) (レス) id: b7b8569e96 (このIDを非表示/違反報告)
響(プロフ) - 血凪魅（ちなみ）さん» ありがとうございます! (2012年11月25日 11時) (レス) id: 15ee2a3f61 (このIDを非表示/違反報告)
響(プロフ) - 血凪魅（ちなみ）さん» 特に固定している物はないのですが、しいて言えば御利さんですね。 (2012年11月13日 22時) (レス) id: 15ee2a3f61 (このIDを非表示/違反報告)
血凪魅（ちなみ） - 誰が主人公デスかー？ (2012年11月13日 21時) (レス) id: 5b8bba0446 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：響 | 作成日時：2012年6月30日 17時
