暴走なんて、毎日よ。 ページ4
御利響(みより ひびき)15歳
聖Smiley学園 文系一年
三度の飯より要ちゃんが好き。
そんなバカ娘が、今日も生徒会の会議室に出没するのであった。
「そんなに響を責めるなってぇ〜」
「聖司!」
ビニール袋を片手に下げた、ボロボロの男子生徒
陸奥聖司は、アザの出来た手を響に振る。
「やっほぉ!今日も要ちゃんに会いにきてたの？」
「もっちろん!聖司は相変わらずボロボロなんだねｗ」
「ハハｗ階段から落ちちゃってｗ」
「･･･おもしれぇーよな。むっちと響が仲良いとか」
「まぁ、要ちゃん大好き同士だしね。」
「俺も仲良いぜ!!」
「お、一じゃ〜んｗ」
「よ!響!!」
「よ!」
「で、可愛い子いた?!」
「フッフッフｗ良い物件を持ってきたぞ犬飼殿ｗ」
「さっすがー!!!」
犬飼の言う「可愛い子」とは、正しく変換すれば
「可愛い雌犬」という意味になる。
可愛い雌犬物件を毎回犬飼に提供しているうちに、二人は仲良くなったとか。
･･･ガラガラ、
「遅くなっちゃってごめんね〜。女の子のプレゼント整理してたら遅れちゃった」
「帆風!」
キラキラオーラをまとった王子様が会議室に入場。
･･もちろん、膨大な量の手紙やら何やらを抱えて。
「帆風くんおつかれー!」
「あ、御利ちゃん。」
「今日も大変だねぇ。モテ王子様!」
「ありがとｗ」
聖Smiley学園の王子様こと、帆風智久。
彼には公式ファンクラブがあり、学園中で大人気。
どの女子生徒も目をキラキラ輝かせて帆風をありがたそうに見つめる。
だが、御利響だけは、普通の友達感覚で接する。
「御利ちゃんぐらいフレンドリーな女子の友達が欲しいよ･･」
「帆風くんの周りは、ぶっ倒れる女の子でいっぱいだからね〜」
「どうして御利は普通に接してくれるの？」
「フッｗそんなの･･･」
「私の王子様は要ちゃんに決まっているからよ!どっちかって言うと天使かな!」
「なるほど!」
「帆風･･納得するのか･･･」
「准と瀬戸くんはー？」
「瀬戸はななちゃんと保健室。羊川はソッコー帰ったよ。会社が何だとかーって。」
「ほーぅ。」
････〜♪
「響、ケータイ鳴ってる」
「おーよ」
カパ、
「うきゃぁぁぁああああ!!!」
「な、どした御利!!」
「メールがきたよぉおおおおおお!!!」
「････」
一体誰からよ。
そこ教えなさいよ。
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響(プロフ) - 知由さん» ご指摘ありがとうございました。すぐ外します。 (2013年4月3日 21時) (
レス) id: 925ca6d57c (このIDを非表示/違反報告)
知由(プロフ) - この作品がオリジナル作品のランキングに入っています。オリジナルフラグを外してください（オリジナルフラグさえ外していただければこのコメントはレス無しで削除していただいても問題ありません） (2013年4月3日 18時) (レス) id: b7b8569e96 (このIDを非表示/違反報告)
響(プロフ) - 血凪魅（ちなみ）さん» ありがとうございます! (2012年11月25日 11時) (レス) id: 15ee2a3f61 (このIDを非表示/違反報告)
響(プロフ) - 血凪魅（ちなみ）さん» 特に固定している物はないのですが、しいて言えば御利さんですね。 (2012年11月13日 22時) (レス) id: 15ee2a3f61 (このIDを非表示/違反報告)
血凪魅（ちなみ） - 誰が主人公デスかー？ (2012年11月13日 21時) (レス) id: 5b8bba0446 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：響 | 作成日時：2012年6月30日 17時
