きっと王道は赤だと思うよ。 ページ25
「･･･よしキタぁー･･･」
休日&家に居るときはもっぱらジャージ等の超軽装女が、
本日は店長とデートのため、頑張っちゃいました!!
もちろん、女の子だからってスカート履くようなヤツではありません。
いつも通りの短パンでございます。暑いからね。
自称・ノーメイク主義(化粧が出来ないだけ)の私だから、
なーんもお顔の変化はなし。
そんなの気にするな!
ってことで、少々急ぎめで店長のバイト先に行きました。
「お、響」
「あ、店長!!」
「相変わらずのイケメンっぷりよ。写真撮っていいですか？」
「黙ろうね。ハイハイ、じゃあさっさと行きましょう」
「はーい!」
いくつかのお店をぐるぐる回る。
白いクマやら黄色のクマが並んでいるけど、
響が好むクマの色は、もっぱら茶色だ。
茶色を求めて小一時間、あっちこっち歩き回るハメに。
完全に被害者は店長だ。
(響は好きな物に関したことなので、現在無敵モード)
「わぁ〜〜･･･!!悩むー!!!!」
「なに？どれとどれ？」
「この子とこの子です!!」
響が指差す一匹目は、薄茶色の毛で首に赤いリボンを巻いている。
二匹目も薄茶色だが、その子は青いリボンを巻いていた。
店長は「どっちだっていいだろーが」って呆れた視線を向けるが、
選んでいる本人はいたって真剣。
むむむ、と唸り声を上げながらクマとにらめっこをしていた。
「決めました!」
「ん、どれ？」
「こっちです!青いリボンの子!」
「赤が王道だから、赤にするかと思ったけど、違うんだね」
「まぁ、いろいろ意味があるんですよｗ」
「ふぅーん。ハイ、貸して。お金払ってきちゃうから」
「ありがとうございます!」
上機嫌の響を置いて、
背丈5〜60cmのクマをかかえた店長はレジへと足を運んだ。
とりあえずちゃっちゃとお金を払って帰ると、飼い主に尻尾を振る犬のように響が駆け寄り
店長にストローの刺さった紙コップジュースを差し出した。
「なに？これ。･･･あ、ハイどーぞ」
「ありがとうです!あ、これはウーロン茶です!店長に買ってもらったんで、お礼にとｗ安い物ですみませんｗ」
「そう、ありがと。」
気がつけば、もうすでに夜の7時。
あたりも少々薄暗くなってきていた。
そこへ･･
「あ、メール･･･」
カパっと開けば陸奥からで
『これから会議室で要ちゃんの誕生日会やるからおいで』
というメールだった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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響(プロフ) - 知由さん» ご指摘ありがとうございました。すぐ外します。 (2013年4月3日 21時) (
レス) id: 925ca6d57c (このIDを非表示/違反報告)
知由(プロフ) - この作品がオリジナル作品のランキングに入っています。オリジナルフラグを外してください（オリジナルフラグさえ外していただければこのコメントはレス無しで削除していただいても問題ありません） (2013年4月3日 18時) (レス) id: b7b8569e96 (このIDを非表示/違反報告)
響(プロフ) - 血凪魅（ちなみ）さん» ありがとうございます! (2012年11月25日 11時) (レス) id: 15ee2a3f61 (このIDを非表示/違反報告)
響(プロフ) - 血凪魅（ちなみ）さん» 特に固定している物はないのですが、しいて言えば御利さんですね。 (2012年11月13日 22時) (レス) id: 15ee2a3f61 (このIDを非表示/違反報告)
血凪魅（ちなみ） - 誰が主人公デスかー？ (2012年11月13日 21時) (レス) id: 5b8bba0446 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：響 | 作成日時：2012年6月30日 17時
