罵られ役にもご褒美を･･v ページ21
「パパさん話聞いてくれてありがとね!」
「いや、いいさ。俺も聞いてて楽しいから」
「じゃ、私帰るから!」
「おー、気をつけて帰れー」
「はーい!!」
御利ダッシュ。
お家までルンルン気分で走って帰ったとさ。
･･ガラガラ!!!
「喜多川先生!!響は?!」
「･･どうした犬飼、そんなに慌てて･･･」
「いーから!!響は!?」
「帰ったけど」
「えーーー?!」
「ついさっき」
「そんなぁ〜〜･･･」
「ナニナニ？御利ちゃん帰っちゃったの？」
「なんだ〜･･、せっかくコラボ作の計画を立てようと思っていたのに」
「どうしよ?!どうしよむっち!!!」
「おおおお、俺に言われても･･･」
「･･？なにかあったのか？」
「何かって･･･、響が変だったんだよ!!」
「それはいつもだろ」
パパさんナチュラルにムチ打たないでー。
ミミズ腫れみたいで地味に痛いよ？
「そーじゃなくて!!なんかこう･･･、思いつめてるっていうか･･･、あの響が黙ってたんだよ?!」
「･･･(全てを知ってるから何とも言えず)」
「どーしよう･･･、なんかの病気･･･?!」
「い、犬飼君っ･･!!物騒だよ!!!」
「だってぇ〜〜!!!」
「あー、」
「ナニ?!喜多川先生!!!」
「あのさ、一つ言っておくけど･･」
「御利は元気だ。自分でも言ってたし、俺が見た限りでも以上はナシ。脳味噌については触れないが」
「本当?!」
「嘘ついてどうすんだよ･･･」
「「よかったぁ〜〜･･･!!」」
陸奥と犬飼は、気が抜けたように座り込む。
要ちゃんは･･･、相変わらずです。
「先生、響に何があったか知ってる･･？」
「まぁな。随分と嬉しそうにしていたし」
「嬉しそう?!」
「あぁ、今週の土曜日、ウワサの王子様クンとデートなんだとさ」
「店長?!」
「･･･天知は本当に店長クンが好きなのな････」
そりゃぁ王子様ですから。
店長なら、白馬に乗っててもロバに乗っててもカッコイイのです!!
(いろいろ違う)
「え!!ズルイ!!響ズルイ!!僕も行く!!!」
「か、要ちゃん･･･」
「抜け駆けなんて許さないもん･･!!!」
「天知。」
「･･なんですか」
「やめておけ。今回は二人で楽しませてやれよ」
「･･･」
「罵られ役で満足しているやつにも、たまにはご褒美が無いと可哀想だろ？」
「････」
ヤダ、パパさんったら優しいのねｗ(全て台無しだなオイ)
一番可哀想なのは御影君だろうに。→←カオス？･･何をいまさらｗ
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響(プロフ) - 知由さん» ご指摘ありがとうございました。すぐ外します。 (2013年4月3日 21時) (
レス) id: 925ca6d57c (このIDを非表示/違反報告)
知由(プロフ) - この作品がオリジナル作品のランキングに入っています。オリジナルフラグを外してください（オリジナルフラグさえ外していただければこのコメントはレス無しで削除していただいても問題ありません） (2013年4月3日 18時) (レス) id: b7b8569e96 (このIDを非表示/違反報告)
響(プロフ) - 血凪魅（ちなみ）さん» ありがとうございます! (2012年11月25日 11時) (レス) id: 15ee2a3f61 (このIDを非表示/違反報告)
響(プロフ) - 血凪魅（ちなみ）さん» 特に固定している物はないのですが、しいて言えば御利さんですね。 (2012年11月13日 22時) (レス) id: 15ee2a3f61 (このIDを非表示/違反報告)
血凪魅（ちなみ） - 誰が主人公デスかー？ (2012年11月13日 21時) (レス) id: 5b8bba0446 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：響 | 作成日時：2012年6月30日 17時
