黒川先生空気← ページ19
・・・ガラガラ、
「お、女子生徒?」
「パパさぁーん・・・・」
「なんだ、御利か・・・」
「何だとは何だ。私だって女子生徒だぞ」
「外見だけな」
「パパさんひでぇ・・・」
「で?珍しいんじゃないの?御利が天知を追い掛け回してないなんて。病気か?」
「失礼な。健康ですよ、バッチリ元気ですー」
「じゃあ何しに来たんだ?ココ、保健室なんだが」
「パパさんとお話しに来たんですー」
「・・・あぁ、アレか。お前の王子様の話」
「まぁ、そうッスね〜」
「なんでまた俺に話すんだ・・・」
「パパさんくらいしか聞いてくれないしー。しかもパパさんが一番大人だし」
「あっそ」
空きベットに座り、ため息をついて少し顔を上げれば
当たり前のように黒川先生がご就寝中だった。
良い夢見ろよっ(´д`)つ
「でー?なんかあったのか?いつもだったらキャーキャー言ってるお前がこんなになってるなんて」
「まぁねぇ・・・・、完結的に言えば、幸せすぎてこのテンションなのですよ」
「うん、イミワカンナイ」
「分かってくださいよぉ〜・・・・」
伝わるわけが無かろう。
何を考えておるバカ娘よ
「あのですね、店長に電話しても店長は要ちゃんばっかりだから、わたしにもたまにはご褒美くれって言ったんですよ」
「ほうほう」
「そしたらね、私が愛するくまのぬいぐるみを買ってくれるって言ったのです。店長が」
「そーなんだ。よかったじゃん」
「問題はそのあとですよ!!!」
「・・はぁ?」
「メール!見てください!!!」
響の突き出したケータイを受け取り、順にメールを見ていくパパさん。
(ここからはメールです)
「どんなのがいいの?」
「可愛ければなんでもいいですwいや、店長にもらえればなんでも・・w」
「えー・・・、俺そういうのあんまりわかんないんだけど」
「だから、何でもいいですってば(^∀^)b」
「ソレが一番困るわ・・・」
「そんな事言われましても(;´д`)」
「じゃあさ、今週の土曜俺バイト入ってないから、一緒に買いに行こうか」
「マジですか?!それって・・・、デートですよね?!(☆∀☆)」
「良い解釈をすれば、そうなるんじゃない?」
「やったやった!!本当にいいんですか?!」
「うん、いいよ。迎えに行こうか?・・って言っても、家知らないんだよな・・」
「いいですいいです!店長はバイト先の本屋前で待っていてください。私、行きます!」
「あ、ホント?助かるわ」
続け(一生)!!
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革ベルト
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響(プロフ) - 知由さん» ご指摘ありがとうございました。すぐ外します。 (2013年4月3日 21時) (レス) id: 925ca6d57c (このIDを非表示/違反報告)
知由(プロフ) - この作品がオリジナル作品のランキングに入っています。オリジナルフラグを外してください(オリジナルフラグさえ外していただければこのコメントはレス無しで削除していただいても問題ありません) (2013年4月3日 18時) (レス) id: b7b8569e96 (このIDを非表示/違反報告)
響(プロフ) - 血凪魅(ちなみ)さん» ありがとうございます! (2012年11月25日 11時) (レス) id: 15ee2a3f61 (このIDを非表示/違反報告)
響(プロフ) - 血凪魅(ちなみ)さん» 特に固定している物はないのですが、しいて言えば御利さんですね。 (2012年11月13日 22時) (レス) id: 15ee2a3f61 (このIDを非表示/違反報告)
血凪魅(ちなみ) - 誰が主人公デスかー? (2012年11月13日 21時) (レス) id: 5b8bba0446 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:響 | 作成日時:2012年6月30日 17時