我が愛しきブルマニア☆８ 〜おまいら頭大丈夫か？〜

コイツ、本当にバカだな☆ ページ10

寂しいもので、文化祭も本日で終了でございます(´;ω;`)
本日(日曜日)の営業で、終わってしまうのです････!!!


あぁ･･悲しすぎて涙も出ねェぜ!!!!


「響ー、タルト一つー」
「あ、はーい!!」


タルトを乗せた皿を運び、一礼して帰る←


「瀬戸君指名のお客様、どうぞご入場して下さい」


メンバーの元へお客様を案内しながら、
チラっと外を見ると、一般客で大賑わい。


リア充どもがわんさかいんぜ。
はじめちゃんがしっぽブンブン振る前にお逃げなさい、そこのリア充ども。


「えー･･やだ･･。怖くない･･･？」
「うわっ、まだ増えるのー･･？」
「先生たちも困ってるみたいだね･･･」


順番待ちしている女子達が、外を指差しながらヒソヒソと話す。
私も何かと思い、外を見てみる。

そうすっと、外には明らかに「お前ヤンキー？」っていうヤツらが
バイクにまたがってタバコをふかしていた。
でも、そこにいるだけで動こうとしない。
誰かを待ってるみたい･･･な？


そんなんを考えているうちに、午前の部終了。
私がベルを鳴らし、客は帰って行く。


「はー･･･つっかれたー･･･」
「ねぇ、あれなんだろうね？」
「あー？しらねぇ〜･･･」
「そういう類の人たちでも待ってるんじゃないのかな？」
「げぇー･･･、俺あーゆーのムリ･･･」
「市形君って、チャラいけどああいうのダメだよねｗ」
「俺チャラいか？」
「性格がね」
「ヒドくね!?」


ふと、外に視線を向ければ、
さっきより人数が増し、そいつらがいる所だけが大きく開けられている。
誰も近付きたくないからね。


･･ごめんなさいね。
私、自分たちが悪いって自覚しているくせに平気で迷惑かけられるヤツ

大っ嫌いなんだよね☆


「私、ちょっと行ってくるわー」
「は？どこに？」
「あそこ」
「バカ？」
「もともとだよ」
「あ、ちょっと!!響危ないよ!」
「知らんがな。迷惑じゃ、あんなん」


私はズカズカ廊下を歩き、靴を履いて外に出る。
ポッカリ空いたその場所目掛けて、人を掻き分けて行く。
みんな見てみぬふりして(当たり前だが)、そこから動かない。


私はその輪の中に入り、先頭にいたハゲ(ｗ)の前に立つ。


「あ？んだてめぇ」
「ねぇ、迷惑。邪魔。」
「はぁ？」
「今文化祭やってんの。邪魔すんなら帰ってくんね？」

迷惑じゃ!!→←陸奥君お仕置き警報出てますぜ。　※店長しってーん

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