我が愛しきブルマニア☆８ 〜おまいら頭大丈夫か？〜

バカだから仕方ないんです ページ46

「･･てか、御利早く取れ･･･」


「熱くってカップに触れないんですよ!!!」


しかも運悪く、要様のはマグカップだったけど
私のは、湯のみが成長したようなやつだから掴む所がない。


「ひぃぃ〜〜!!あっつー!!」
「･･そんなに熱くないよ？」
「お前手の皮薄いのか？」
「そんなお嬢様に育った覚えはありません!」
「だろうな」
「でも、････マジで触れないんですけど･･･」


「ココア冷めちゃうよ？」
「いい匂いはすぐそこまで来ているのに･･･!!悔しい!!」


ほわほわと、甘いココアの香りが、私の腹の虫を刺激する。
掴みたいけど掴めない、なんとももどかしい気持ちで溢れかえっている中
腹の虫さんは限界を達したようでした。


････ぐぅ〜きゅるるるる････


「「僕/俺じゃない･･･」」


「私ですよ!!!すみませんね!!」
「ココアにいじられるとは････、お前なかなか上級者だな･･･」
「そういう問題じゃないでしょう!!どう考えたって!」
「ぷふふっ･･･ｗｗお腹鳴るとか････ｗ」
「要様なに笑っているんですか!!」
「おっかしー･･ｗ」
「くっそぉ〜〜･･･!!ココアめ!!クソクソ!!ココアのばーか!!」
「ココアに文句言うなよ･･･」
「あははは!!おっかしー･･!!」


私涙目。
なんという仕打ちでしょう････。


「僕のココア、あげよっか？」
「いいえそれは貴方様のなので、私に奪う権利などございません!」
「でも･･･」
「いーんです!私はコイツに勝ちたいんです!!」


恐る恐るパパさんからカップを受け取って、口を添えてみる。


･･･そもそも、ココアと勝負する女子高生ってどうなの？(^ω^)

目がドロリッチ→←お心が広いのは天使だからです。ハイ。

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す