恋に悩めるお年頃なのさっ((ｷﾘ 話の趣旨がずれてるって？要様だから許してくれよｗｗ ※要様しってーん ページ35
「･･はぁっ･･･はぁ････」
誰もいない自動販売機前。
僕は小銭だけを握り締めて、息を切らしていた。
････わかってた。
琴子がいつかああやって謝ってくる事。
ちゃんと、理解はしていたんだ。
だけど、僕は謝ってほしくなんか無かった。
だって、自分が『好きだ』って思って、両思いだってわかって付き合ったんだもん。
別れた理由がどうあれ、僕たちは両思いだったんだ。
それなのに･･、謝られると
『私が一方的に好きで、勝手に離れてごめん』って言われているみたいに感じた。
僕の気持ちなんか、元々そこに無かったかのようになってしまうことが
僕はとても嫌だったんだ。
･･･ズルッ、
自動販売機に寄りかかりながらしゃがみこみ、
市形君の小銭をギュっと握り締めた。
「･･っ･･琴子････」
今はもう、あの時のように好きではいないけれど、
あの時の好きだった気持ちが溢れかえるように、たくさんの琴子が蘇った。
僕の自転車の後ろに飛び乗る琴子。
文化祭の出し物でコスプレしながら照れる琴子。
勉強がわからなくて、僕にすがるようにお願いしてくる琴子。
僕の給食を奪って、笑顔で食べちゃった琴子。
裸足で廊下を走って怒られる琴子。
「要」って、僕を笑顔で呼ぶ琴子。
僕は、どんな琴子も大好きだったんだよ･･？
「ぅぅっ〜〜〜〜〜･･･」
そう自己解釈するだけで、震えた瞼の間から
ポタポタ、ポタポタと。
そのうち、ボロボロと涙が零れ落ちた。
･･･こんな弱い男じゃダメだね。
すぐに泣いちゃうようなヤツじゃ、女の子なんて守れないよね･･･
････カチ、･･･カチカチ、
ガチガチガチガチ、･･ガンガン!!･･ドガッ!!
非常階段のドアを無理矢理開けるような音が聞こえた。
あそこは、ここに来るための近道でもあるから･･･
「･･ハァ･･･ハァ･･、･･見つけた!!!」
ふと、顔を上げると、
いつ降り出したのかわからない雨に降られた、ブルマに店長の服を着た響が
少しびしょびしょになりながら僕を笑顔で指差した。
「ひ･･･びき･･･っ･･･」
「ほぉらやっぱり!!御利の要様センサーに狂いなど無かったのですよ!!」
ドヤ顔でふんぞり返る響。
いつもは無視して過ごせるのに、今はどうしてか
近くにいる誰かに、自分のそばにいて欲しかった。
「コレ一体何の小説？」って聞かないで。今の流れじゃ即答できないじゃない!! ※要様しってーん→←やはり似ているが、似ているという言葉は風子には可哀想じゃないか？ ※会長しってーん
ラッキーアイテム
革ベルト
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響(プロフ) - 土屋葉月さん» お久しぶりぶりです!!((ノるなボケ 更新できて本当に嬉しいです!!ほとんどこなかったとしても、今こうしてきてくれただけで私は十分でございますorz (2012年12月2日 10時) (
レス) id: 15ee2a3f61 (このIDを非表示/違反報告)
土屋葉月(プロフ) - 一番最初のコメ間違えましたwなんだ…「お久しぶりぶりです」ってwww使ったことない言葉がどうして(ry (2012年12月2日 4時) (レス) id: acc73a960f (このIDを非表示/違反報告)
土屋葉月(プロフ) - 響さんお久しぶりです！それとおかえりなさい！更新楽しみにしてましたw前はこの小説が見たくて毎日きてたけど、更新されなくなってからほとんど来なくなってたwww← とにかく、またこの小説が読めて嬉しいです！ (2012年12月2日 4時) (レス) id: acc73a960f (このIDを非表示/違反報告)
土屋葉月(プロフ) - お久しぶりぶりです！！ (2012年12月2日 4時) (レス) id: acc73a960f (このIDを非表示/違反報告)
響(プロフ) - 櫻葉loveさん» おうふｗｗｗありがとうございます!!「楽しみにしています」が私の書く原動力でございます!!本当にありがとう! (2012年11月30日 18時) (レス) id: 15ee2a3f61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：響 | 作成日時：2012年9月24日 21時
