【刀剣乱舞】私、審神者になります！ (ページ8)

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七話：来派兄弟と本丸生活② ページ8

？「ここが愛染や蛍丸が住んどるとこか？えらい広いとこですねぇ」

　独特ななまり口調の気だるけさを醸し(かも)醸し出した刀剣男子がいた。

明石「どうも、すおまっせん。明石国行言います。どうぞよろしゅう。主はん」

愛染「へへっ…、相変わらず緊張感のかけらもねえな、痛ってぇ…」

　愛染の他にもみんなけがだらけだったので手入れ部屋に移動した。
　そして私は加州に蛍丸を呼んでくるように頼んだ。

　愛染の手入れも終わり、私は来派の三人を部屋に来るように呼び掛けてしばらく待っていた。が。

愛染「主さん！国行先に来てねえか？ちょっと目ぇ話すとすぐこれだぁ！ちょっともっかい探してくる！」

　愛染は私が話しかける間もなく行ってしまった。するとすぐに蛍丸が部屋に入ってきた。

蛍丸「愛染、楽しそうだね」

貴「ほんと、これでますます本丸がにぎやかになるね。蛍丸は行かなくていいの？」

蛍丸「うん、多分もうすぐ来るからね」

　蛍丸が座って私が出したお茶を啜ったとき部屋にドタドタと近づいてくる足音がした。

明石「愛染、もうええかげん離してぇや。どっこも行かんから」

愛染「いいや、もう絶対この手は離さねぇからな！あっ、主さん連れてきたぜ！」

　私と蛍丸はそんな二人のやり取りを笑ってみていた。

　また新しい刀剣男子との出会いで本丸がさらににぎやかに楽しい所になったのである。

明石「もうかんにんしてぇや～！」