【刀剣乱舞】私、審神者になります！ (ページ23)

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二十二話：楽しい宴ページ23

貴「みんな！久しぶり！」

私が満面の笑みでそう言うと、刀剣男士たちみんなが声を揃えて言った。

全員『おかえりなさーい！！！』

パーン！っと大きな音と一緒に全員が私に言った。

貴「うぇ！？な、何？」

加州「驚いた？みんなで主をびっくりさせようって話してたんだっ。」

三日月「くらっかーというものを使った。いやー大きな音でじじぃにはこたえるな」

クラッカーの火薬の匂いと一緒にとても美味しそうな匂いも混じっていた。

燭台切「主が戻ってきた今日のお祝いにみんなで君の好きそうなものを作ったんだ」

燭台切の示した方を見るととても豪華な料理が広がっていた。

鳴狐「主様、鳴狐と一緒にいなり寿司を作りました！ぜひともお召し上がりを！[食べて？]」

小狐丸「ぬし様、私も作りました。畑で出来た大豆ですぞ」

みんな自分がどれを作ったのかを必死になってアピールしてきた。

貴「みんな、ほんとに長い間待っててくれてありがとうっ」

私は嬉しい思いが溢れて涙を流していた。

五虎退「あるじさま、泣かないで。楽しいおはなしをいっぱいしてください」

貴「うん。そうだよね！」

私は豪華な料理を一品ずつ味わって食べながら、みんなと仲良く話をした。

私がいなかった間に仲間になった刀剣男士たちと自己紹介をしあったり、修行を終えて強くなった短刀たちの力比べを見たり、楽しい時間を過ごした。

宴を終えて、燭台切と歌仙とで後片付けをした。

歌仙「あれだけあった料理もあっという間だな」

燭台切「みんな早かったね。余程嬉しかったんじゃない？君が帰ってきた事がさ」

貴「食べたあと片付けるのは私たちだけだね」

燭台切に私はゆっくりしてと言われたけど、2人にだけに任せるのは気が引けて手伝うことにした。

歌仙「本当に君がいなくなって一時は荒れていたものだ」

歌仙によると誰とも口を開かなかったり、喧嘩が耐えなかったらしい。

本当に迷惑掛けちゃったな…。

こんのすけ「失礼致します。少しお話をいいですか？」

私は頷いたあと、料理を食べ終えて刀剣男士たちでそれぞれ楽しんでいる部屋の近くの軒下にこんのすけと座った。