灰色の花 (ページ18)

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第十五章ページ18

私は、いつの間にか知らないベットで寝ていることが多い。

「う～ん。よく寝た～」

でもよくあることなので普段どうり

さ～恒例の記憶整理が始まりました！
今回は諦めずに最後まで思い出せるのでしょうか！！

茶番は横に置いといて。

え～っと
確か、アレンと神田と一緒にマテールに任務に来て、イノセンスの人形は見つけたけたけど、
いつの間にかいなくなってて、そこで、トマ？と合流して、、、

あ～、うん。諦めよう。

「諦めるの早いですね。」

「あ、いたのアレン」

「はい。
　元気そうで良かったです。」

いつの間にかアレンがドア付近にたっていた。
てか、ずっときいてたのね、あの茶番から。

それからアレンは近くの椅子に座って、トマと合流したあたりから話してくれた。

「ということがあったのですが、ソフラは覚えていますか？」

「いや、覚えてない」(キッパリ

アレンは「あはは」と乾いた笑いを漏らした。なぜ？

「まあ、それはよく覚えてないけど
　記憶が抜けることはよくあった、、、」

「それも、年を重ねるたびに多くなっていてる。」と、付け足すと、
アレンは何とも言えない顔をして言った

「そのことをコムイさんや師匠は、、、「知ってる」」

「というか、コムイさんには今から知らせる。」

師匠は知ってるというか、私じゃない私と友人だとか言ってた。
ここまでくると師匠には不信感しか感じない。。。

「そういえば、ララとグゾルはどしてる？」

アレンは黙って付いて来る様に席を立った。

歌が聞こえてきた。
機械的な歌だが、とても美しい声だった。

砂場の広がる舞台のようなところに連れてこられたソフラは確かに
来たことのあるような感覚があった。

舞台の中央辺りには男性と機械のような頭をした少女の姿が見えた。

少女がこちらにきずくなり振りむこうとしたが、油の刺さっていないおもちゃのように
ギギィと音を出しとまった。

すると、歌も止み少女は崩れるように倒れた。
ソフラは、近寄り少女を抱きかかえると涙ながらに囁いた。

「弱くてごめんね。」

「ありがとう。貴女のおかげで最後まで、、、
　壊れるまで隣にいることが出来たわ。。。」

ソフラは、その言葉で大粒の涙を流した。

「私こそありがとう。」

そのとき、何かを思い出せた気がした。

～おまけ～

うん。終わった。以上！

「そこで終わらせるな！」

さあ、ソフラは何を思い出せたのか！
　次回に続く！！