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「 じゃ、そろそろ自分帰るわ 」


そう言ってソファーに座っていた九条先生は立ち上がる。
もう1時間も経っていたけど、絵を描いていたせいで全く気づかなかった。

何を話してるか全く聞いてなかったな〜と思いながら、立ち上がる九条先生のことをぼーっと見る。


「 Aちゃん、またね 」


そんな私を見てか、にかっ、と笑って九条先生は言った。

『 えあ、は、はい!おおおお待ちして、ます! 』


黎斗さんがぷるぷると震えているのに気付き、にこっと笑うと真顔に戻ってくれた。


「 じゃあな、社長さん 」

「 ええ、また 」

2人は意味深な笑みを浮かべながら、言葉を交わした。


『 …ねぇ、黎斗さん、まだ、大丈夫だよね? 』

「 ああ、まだバレてはいない 」


そういうと椅子に座ってぶつぶつと何か呟き始めた。


「 出掛けてくる 」

『 私も 』


どうやら黎斗さんは、レベル3を回収?するつもりらしい。

怪我しないでくださいね、と言って送り出し、ついでに自分も散歩がてら昼食を食べに出掛ける。

幻夢コーポレーションビルを背に、私は歩きだした。






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更新遅くなって申し訳ありません!!

ようやく本編介入していきます、遅くなりました…

これからもよろしくお願いします!

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神崎 。(プロフ) - 緑葉松音さん» わわ、ありがとうございます〜!!そんなことを言って頂けるなんて…!✨ゆっくりマイペース更新になりそうですがぜひお待ちください〜! (8月16日 16時) (レス) @page1 id: cf70ed7d17 (このIDを非表示/違反報告)
緑葉松音 - コメント失礼致します✨お話の設定が大好きです!こんな素敵な設定、私には思いつきません。更新を楽しみに待っています!無理せず頑張ってください✨ (8月16日 16時) (レス) id: c6492dfdc6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神崎 。 | 作成日時:2023年8月16日 14時

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