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山奥にて 二 ページ3



何分間か悩んだ末、出た答えは
”取り敢えずこの山で自給自足してみるか!”だった。

これなら多分誰にも迷惑かからない…筈。
だけどもここで一つ問題が起きた。
何か他にも役に立ちそうな情報が書いてないかと
スマホを見ていたら突然真っ暗になって、
矢印しか出なくなったんだ。
故障か?と思ってたんだが、電源っぽいとこを
押しても切れないし…どうなってんだと首を傾げながら
取り敢えず矢印の方向に向かってみる。
一体どう言う仕組みなんだ?これ…。
…と、何処からか泣いている様な声が聞こえてきた。
え?何だ?…男が泣いてる?
辺りを見回していると…見つけた。
俺と同じ金髪で、黄色の羽織を着ていて…って
剣持ってる!?
あ、此奴があの、鬼殺隊って人?
鬼と戦ってる、あの?
「う”ぅっ、ひっく、無理だよぉ…俺っ…俺
死にたくないよぉ”お”…!」
…にしては、すっげぇ泣いてるな…。
どうする?気付いてなさそうだし、放っとくか…?
いや、困ってそう?だし、取り敢えず声を掛けるだけ
掛けてみるか…。
「あ、あのっ」
「っ…?ギャァァァァァァァッッッッッ!?!?!?」
男はばっと振り向いて…途端に耳を劈く様な
悲鳴を上げて数メートルくらい飛び跳ねた。
「うわっ!?ちょ、いきなりっ…」
「だれだれだれだれ!?だれッッ!?いきなりは
こっちの台詞ですけどォ!?エっ待って美人過ぎる
けど本当に誰ッッ!?!?」
「落ち着けって!」
「貴女が美人過ぎて落ち着けないんです
ケドォッッッ!?!?」
「そ、それは何か、ごめんなさい…?」

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作者名:徒花(腐女子) | 作成日時:2023年4月8日 23時

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