検索窓
今日:7 hit、昨日:3 hit、合計:947 hit

山奥にて ページ2



悲しかった。
どうしてそんな酷いことばかりするのか、
理解できなくて。
だから、あたしは。



「っ…身体、痛ぇ…え、何だ…?何処だ、ここは…」
痛む身体を無理矢理起こし、周りを見渡す。
…森?いや、山っぽい…か?
てか、ちゃんと暗いはずなのに何ではっきりと、
普通に見えてるんだ…?
………これがあの人の言ってた、あれか…。
まぁ、兎に角今は…いや、勘で町に下りた所で
俺の見た目じゃ怪しいだろうし…。
と考えて、はたと気付いた。
てか何処だよ!?
…ん?何か、ポケット?に入ってる。
えっ、あ、スマホ?つってもこの山の中で…
あれ、うわ明るっ!文字が…。
いきなり明るくなって目がチカチカしたが、
取り敢えず電波が繋がってる?らしいそれに
書かれている情報を見てみて俺はひっくり返りそうになった。
「は、え…大正時代ぃ!?」
しかも鬼?鬼殺…隊?とか、居るらしい…。
にわかには信じがたいが、まぁ、あんな事もあったし、
てか此処は異世界だから元の世界の常識?とか
通じなさそうだしな。
まぁ日本ではある様で、言葉は多分通じる…筈。
それに俺は多分鬼側として認識されそうだしな…。
…どうする、俺。

山奥にて 二→←設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 4.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:徒花(腐女子) | 作成日時:2023年4月8日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。