推しに勝てるわけないでしょ【宮侑】

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どうしたものか…


考えたくなくても勝手に頭ん中に


【侑＋可愛い＝ぞっこん】が離れん！！





…とりあえず仮説としてね？



2回言うよ？仮説だかんね？




私…侑の事好きなんじゃね？





『ひゃー…』



仮説でも恥ずかしい、誰かこの感じ分かってくれる人います？


告白されて全力で逃げたってのにこの有様


困った、困り果てた…マサヤ君見て落ち着きたいけどスマホ部屋に忘れた…


誰か私に癒しを…





赤「こんな所で何してるの？」

『京治ないす！』

赤「なんかあった？」

『お願いします、早急にスマホでマサヤ君検索して下さい。それ見て一旦落ち着くから早く』

赤「気持ち悪さ増してる？」

『サラッとメンタルぶっ刺すのやめてくんない？！』



京治は後退りしながらもスマホでマサヤ君を検索してくれた



『は〜マサヤ君見たらニヤケ止まらんウフフ』



京治は怪物を見るような目で見ていた

地味に距離感遠いの悲しくなるから怯えないで幼馴染よ…



赤「宮となんかあったでしょ」



どうして京治はこんなにもするどいのかな



『ナンモナイヨ…』

赤「言ってみな」



京治の鋭い視線が私の視線を貫く

こうなったらもう言わなければ終わらない



『あー…えっと…あのね＿＿＿』




私は京治に仮説を話した

驚いた顔してたけどすぐに無表情になり話を聞いてくれた



赤「好きになる時か…俺は恋愛経験ないから役に立てそうにないな。角名あたりに聞いた方がいいかもね」

『倫太郎に？…確かに経験豊富そうだけど…』

赤「角名なら宮の事もよく分かってるだろうし聞いてくれると思うよ」



京治が言うなら…よし、



『明日倫太郎に聞いてみる！』

赤「ん、頑張って」

『聞いてくれてありがと、じゃあおやすみ！』

赤「おやすみ」



京治と別れて部屋へと向かった









赤「(世話が焼ける…角名に連絡しとこ)」

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