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貴方side


残り少ない呪力を使い倫太郎の元へ飛んだ


貴「ッ、」


私は受け身を取れずそのまま倒れ込んだ


角「魅音!!」


倫太郎が私に駆け寄ってきた


角「魅音!大丈夫!?もうあんな無茶しないで!」


私の腰を押さえ起き上がらせてれた

呪力がきれた事と全身の痛みで意識が飛びそうだが私は倫太郎に顔を向ける


貴「り、んた、ろ、」

角「無理に話さないで!血が、」


私の体は至る所が傷だらけ

おそらく骨も何箇所か折れてる


貴「あ、のね、」

角「もういいから、早く治さないと!」




駄目、まだ意識失っちゃ駄目


まだ戦いが終わってない


ちゃんと…伝えられていない




声でろ…!





貴「わ、たし、、倫太郎、が、好き」


角「…え」


貴「伝えちゃ、いけ、ないと思っ、、け、ど、好き、なの、」



貴「倫太郎は、暖か、さを思い出させ、てくれた。私を、知、ろうとして、れた、、私に世界を、、くれた」


貴「こんな、私を大切、って、言ってくれた」


貴「過去を知っても離、れないで、受け止めてくれた、、、私を1人、の、人間って、言ってくれた」


貴「そ、んな倫太郎に、酷い事、、した、ごめ、んなさい」


貴「離れ、たくない、、倫、太郎と、ずっと、ずっと一緒にいたい、」


倫太郎は驚いた顔をしていたけどちゃんと聞いてくれた


角「………俺も、魅音が好きだよ」


貴「っ、!」



角「魅音と出会えて、俺の日常も変わったんだ。笑顔で、泣き虫で、人の心配ばかりする魅音…コロコロ表情が変わる魅音を見てて、俺は幸せで…暖かい気持ちになった」


角「魅音がいなくなるのはすごく寂しい。けど、もう2度と会えなくなる訳じゃない。現に、俺と魅音は出会えて、お互いが好き…なんだから」




ああ、"みんな"



私、ちゃんと伝えられたよ


倫太郎も同じ気持ちだったんだ


こんな幸せに出会えるなんて


私は報われてるな

。→←。



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作者名:ぶり | 作成日時:2021年3月3日 2時

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