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貴方side
貴「(倫太郎どこなの、)」
倫太郎を探し校内を歩き回っていた
ズンッ
貴「(なに、この呪力の反応…!)」
突然大きな呪力を感じた
きゃああああ!!!
何処からか悲鳴が聞こえる
貴「(何、何が起きたの!)」
私が今いるのは2階。反応は外からだ
窓の外を見ると
貴「え…」
以前倒した一級…それ以上の呪霊がグラウンドにいた
呪霊は次々に人を食っている
帳も降りているから呪詛師の仕業か
私は窓から飛び降りた
貴「いっ、」
左足に負担をかけないように着地したが衝撃が強すぎてかなり痛い
でも今痛がってる暇無い
痛む足を無理やり動かし呪霊の元へ向かう
貴「お前」
呪「ガァァア!」
貴「…何人、食ったんだよ…何もしていない人達を…お前は何人食った!!」
貴「(気配が無かった。生まれたばかりなんだろうか、いやそれでも反応はある。じゃあ何だ)」
貴「!?ッ!」
ドォオオン
私は呪霊におもいっきり壁に打ち付けられる
貴「っ、いきなりはないでしょ、」
貴「(まだ人がいる。まずこの人達をどうにかしなきゃ)」
呪霊から距離を取る為勢いよく走る、左足を無理矢理動かしているから頭が尋常じゃない
貴「(私にやれるのか?いや、やるんだ。集中して…この帳の中に、どこに人がいる…)」
私は意識を集中させる
貴「術式"空移"(くうい)」
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作者名:ぶり | 作成日時:2021年3月3日 2時