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治side
早いもんで今日から夏休み
夏休みに入ればファンは少なくなるし、部活にも集中出来る、最高や
今日は1日中練習。もうすぐ昼休憩の時間だ
ｶﾞﾗﾗ
貴「お、お邪魔します…！」
魅音がバレー部の体育館に顔を出してきた
気づいたのは俺しかおらず、魅音の方へ向かう
治「久しぶりやな。どないしたん？」
貴「治！久しぶりだね〜！実はバレー部にお昼ご飯の差し入れ持ってきたんだけど…迷惑じゃないかな？」
治「差し入れ！！迷惑なわけあらへんやん！」
魅音の手には大量のおにぎりにアイス
治「俺おにぎりが1番好きやねん！あかん、もう食べてもええか？」
貴「そうなの？それならよかった〜！って、まだ練習中でしょ？終わったら1番に取って良いよ」
治「ほんまか！ほんなら我慢するわ！」
貴「あ、北さんいる？挨拶したいんだけど…」
治「おるで、えーと…北さーん！」
北さんを呼ぶと、魅音に気づきこっちに来てくれた
北「魅音さん、お疲れさん。どないしたん？」
貴「北さん、お疲れ様です！差し入れ持ってきたので皆さんで食べて下さい！」
魅音は、北さんに差し入れが入った袋を渡した
北「…えらい量やな、大変やなかったか？」
貴「いえいえ！頑張ってる皆さんを応援したくて！」
北「皆も喜ぶわ、ありがとうな」
北さんは魅音の頭に手を置き撫でた
治「(北さんが頭撫でとる…！何で角名おらんのや！絶好のシャッターチャンスやん！)」
北「せや、魅音さんもここで食うてくか？午後練も時間あるんやったら見とってええで」
貴「いいんですか？」
北「ええに決まっとるやん」
貴「じゃあ…お言葉に甘えて」
北「おん。治、そろそろ練習戻るぞ。昼まであともうちょいやからな」
治「ｳｽｯ、魅音また後でな！おにぎり俺が1番やからな！」
貴「分かった！頑張ってねー！」
魅音はギャラリーに向かい、俺と北さんは練習を再開した
なんのおにぎりあるんやろ、楽しみや！
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作者名：ぶり | 作成日時：2021年3月2日 5時
