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銀side
双子と海で競争をし、疲れた俺らは荷物が置いてあるところに帰ってきていた
侑「なっんで俺が負けるんや!」
治「日頃の行いが悪いから負けるんや、約束通りかき氷奢れよ」
銀「(海で競争って…アスリートか俺ら…)」
負けた奴がかき氷を奢る事になっていて侑が負けた
侑は納得していない様でブツブツと独り言を言っていた
そんな中、角名と魅音も俺らの所に帰ってきた
治「おつかれさん、ツムがかき氷奢ってくれるで」
角「まじ?ありがと」
侑「はあ!?2人にも奢るんか!?」
治「当たり前やろ、お前が『俺が負けたら2人にもかき氷奢ったる』って言うとったんやろ」
侑「ぐぬぬ…」
銀「自分で自分の首絞めたな〜侑」
侑「もうええわ!」
侑は不貞腐れていた
俺らは飯を食う為海の家へ向かう
銀「冷やし中華」
侑「俺はカレーや!」
貴「私はらーめん!」
角「俺もらーめん」
治「おにぎりと冷やし中華とカレーと…パフェもあるやん、俺はこの4つで」
各々料理を注文した
治はいつもの事だから…気にしない
料理が届き、皆で食べ始める
治「角名、らーめん一口頂戴」
角「…そんなに食べてるんだから要らないでしょ。ってかあげないし」
治「一口くらいええやんか…じゃあ魅音は?魅音らーめん一口頂戴」
治はらーめんが食べたいらしく、角名にせがんだけど玉砕。魅音にらーめんを求めた
貴「いいよ、はい」
魅音は自身のレンゲと箸を治に渡そうとする
治「ええんか!ありがと〜…って!」
魅音の箸を取ろうとした治を角名が阻止した
角「俺の食べなよ」
治「あ〜…ああそうか、なるほどな。ほな、角名貰うで」
貴「倫太郎いいの?」
角「いいの、気が変わったから」
治は角名のらーめんを結構な量食べていた
銀「治お前まじか…」
治「うま、ありがとな角名」
角「信じられないんだけど」
角名はガックリしている
可哀想に… 魅音を助けたばっかりに…
貴「私の食べて良いよ?ほら、」
魅音は自分のらーめんを箸で取り、レンゲを皿にして角名の前に持っていった
角「?」
貴「?冷めちゃうから、早く口開けな」
角「え?ちょ、んぐ!」ズルズル
貴「美味しい?」
角「…美味しい」
貴「そっか!ほらほら、もっと食べて〜」
侑「なぁ、俺ら何見せられとんの?」ボソッ
銀「侑今は我慢、耐えるんや」ボソッ
治「俺がキューピットやんな?」ボソッ
その後も魅音は角名にらーめんを食べさせていた
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作者名:ぶり | 作成日時:2021年3月2日 5時