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角名side
貴「海?」
角「そ、侑達と行くから魅音も一緒に行こうよ」
夏祭りの件以降
俺は部活がない時はなるべく魅音と一緒にいられるように心がけた
侑達に夏休みだから海に行こうと誘われ、折角だからと魅音を誘ったのだ
貴「でも…迷惑じゃない?」
角「そんな事ないよ、俺が魅音にも来て欲しいなって思ったから誘ってるの」
貴「…行ってもいいの?」
角「ふ、俺が誘ったんだよ?良いに決まってるじゃん」
こうして、魅音を含めた5人で海に行くことになった
魅音が水着を持っていないと言う事で、次部活がオフの時に買いに行くことになった
オフの日、
俺達は近くのショッピングモールに来ていた
貴「倫太郎!これとかどうかな?」
角「露出が多いから駄目」
貴「そう?んーじゃあこっちは?」
角「可愛すぎるから駄目」
貴「なんで!?」
魅音の水着選びをしている
どの水着も絶対似合う、似合うけど…
角「露出が多くて可愛い格好したら変な輩に声かけられそうじゃん」
貴「えーそんな事ないと思うけど…私以外にも女の人いるだろうし」
角「魅音は自分の容姿をちゃんと自覚して下さい」
貴「えぇ…」
そう、海なんて野獣の宝庫だ
目を離さない様にしなくちゃ
貴「んー…あ、これは?」
魅音は1着の水着を取り出した
パレオ風のスカートがついた水着で胸元の露出も少ない
スカートも左側が脹脛くらいまであるデザインだから足も隠せる
角「採用」
貴「本当!じゃあこれ買ってくる!」
角「いや、俺が買うよ。魅音はあっちのベンチで座ってて」
貴「いや、私のだし私が買うよ?」
角「俺が誘ったんだから…ね?」
貴「…ありがとう」
角「じゃあ買ってくるね」
購入する水着を貰い、俺はレジへと向かった
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作者名:ぶり | 作成日時:2021年3月2日 5時