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角名side


貴「__って事があったんだ。それから非術師に近寄る事が怖くなった。佳奈ちゃんの親友は一ノ瀬さんで…一ノ瀬さんの親友を、私は、、殺.したんだよ」



魅音は過去の事を話してくれた



ただ友達の事を応援しようと、守ろうとしていたのに


周りの奴らが誰も魅音を理解しようとしない、そんな中にいたら非術師の事を恐れるのは当たり前だ




なんて___報われないんだ




貴「一ノ瀬さんに、謝らないと…」
角「魅音、」
貴「私が佳奈ちゃんを殺.したんだ、化け物の私が…行かないと」


魅音はソファから立ち上がる


だけど浴衣を着ていたからかうまくバランスが取れず、その場に倒れた


貴「っ、行かないと、謝らなきゃ、」


魅音は寝そべりながら前へ前へと動いていた


角「魅音…行かなくていいから、」
貴「駄目だよ…佳奈ちゃんを、一ノ瀬さんの大好きな人をこの手で、私は、っ!行かな、いと、」



俺が止めても魅音は少しずつ玄関に向かって移動する

俺は見ていられず、魅音の動きを止める為上半身を起こす



角「魅音。魅音は悪い事してない。ただ助けようとしただけなんでしょ」
貴「でもっ、殺.した事には変わりない!だから、行かなきゃ!」


魅音の顔は自分への怒りと悲しそうな表情をしていた



魅音、もう、いいんだよ




貴「っ!!」
角「魅音は悪くない」





俺は魅音を抱きしめた





貴「り、んたろう離して!嫌だ…!私が悪いんだ!化け物、だから」


貴「っ、わ、私がいるせいで!化け物の私が…_____私の、!!!」





魅音にその先は言って欲しくない






俺は馬鹿だから






こんなやり方でしか止められない







ごめん









俺は








魅音にキスをした

。→←。



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作者名:ぶり | 作成日時:2021年3月2日 5時

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