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貴方side
佳奈ちゃんは私に校内の案内や今やっている勉強の内容などを教えてくれた
佳奈ちゃんはすごく優しくて、関西出身だからか何を話しても笑いに変えてくれて
塞ぎ込んでいた私に色をつけてくれた
次第に佳奈ちゃん以外のクラスメイトとも話せるようになってきた
色んな性格、趣味を持ってる人が多くて
誰かと関わる事がこんなに楽しい事なんだって思った
クラスに馴染み充実した日々を送る
ある日佳奈ちゃんと一緒に帰っている時
貴「佳奈ちゃんはいつからこっちに引っ越してきたの?」
千「うち?うちは中2の時やで〜。それまでずっと兵庫におったから親友と離れるんめっちゃ寂しかったわ〜」
親友…
そっか…それは寂しいだろうな
千「写真あるで、見る?」
貴「見たい!」
千「ええでええで〜寧ろ見てほしいわ〜」
佳奈ちゃんがスマホを見せてくれた
貴「この子めっちゃ可愛くない!?」
千「せやろー!舞香はむっちゃ可愛ええんやで!幼稚園の頃から一緒で近所に住んどったから親友やけど姉妹みたいな感じなんやわ〜」
そう言った佳奈ちゃんの顔は凄く嬉しそうだった
少し、舞香ちゃんが羨ましいって思った
千「せや!魅音ちゃん写真撮ろうや!」
貴「え?…いいけど、急にどうした、うわ!」
佳奈ちゃんに肩抱きされた
結構な勢いで抱きつかれた為グラつく
貴「足悪いの忘れないでくれ〜」
千「あ、悪い悪いwwほな撮るでー」
貴「反省してないでしょ、」カシャ
千「ブフ、この魅音ちゃんの顔ww綺麗な顔が台無しやでw」
貴「ちょ!なんでそこで撮るの!?」
千「キメ顔なんてされたらうち霞むやん、いやもう存在消えてまう」
貴「どーゆうことよ…」
私が半目をした写真を佳奈ちゃんは親友に送ると言い出した
まあ佳奈ちゃんが楽しそうならいいか
友達と過ごすこの日常が凄く楽しかった
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作者名:ぶり | 作成日時:2021年3月2日 5時