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角名side


宮家で着付けをしてもらい双子と一緒に集合場所に向かった

集合場所に着くと3年スタメンと銀が先に来ていた


ア「お〜3人共きたな」
銀「…イケメンってズルいな」
角「なにそれ」
侑「俺が1番かっこええからな、2人はおまけや」
治「しょうもない事言う奴が1番カッコ悪いでツム」
角「右に同じ」
侑「うっさいわ!ホンマの事やろが!」


双子の浴衣姿はいつもと比べるとより大人っぽさが増すから格好いいとは思うけど


ア「あと来とらんのは信介達だけやな。にしても信介が1番に来んなんて珍しいな」
侑「この人混みやしのまれとんのちゃうん」


確かに北さんが遅れるなんて珍しい
魅音も一緒だし迷ってなかったらいいけど


北「すまん待たせたな」
全員「!?」
ア「急に後ろから現れんなや!ビビるやろ!」
北「?すまんな」


突然俺らの後ろから北さんが姿を表し心臓とび出そうだった


侑「?魅音おらんのですか?」
北「ん?ああ… 魅音さん隠れとらんで早よこっち来いや」


北さんがそう言うと少し離れた看板の後ろから魅音が顔だけ出してこっちを見ていた


貴「で、でも…」
北「魅音さん、皆をびっくりさせるんやろ?」
貴「うう…はい、」


北さんの呼びかけに決心がついたのか、魅音は看板の後ろから姿を表した


全員「!!!」

貴「す、すみません…遅れました…」


恥ずかしそうに頬を染めている魅音

紅色の浴衣に黒帯を巻いた格好、スラっとした長い首筋、薄い唇にひかれた口紅


全員「き、」
貴「き?」
全員「綺麗…」
北「せやろ」
貴「…どうも」


どうして北さんが得意気にしてるんだろ


でも北さんが得意げにする気持ちも分かる

目を奪われるとはこう言う事だろうか

俺が固まっていると魅音がこっちを見た


貴「倫太郎、どう?」
角「凄く、綺麗だよ」
貴「そっか!ふふ、倫太郎も浴衣格好いいよ」


魅音はそう言い微笑んだ

こんなの


角「撮るしかないでしょ」カシャ
貴「え!今撮った!?やめてよこんな時に!」
角「今撮らなかったらこのスマホが役割果たせなくて可哀想でしょ?」
貴「倫太郎が撮りたかっただけでしょ!」
角「バレた?」
貴「もー!北さん早く行きましょう!」


魅音は顔を赤くしながら北さんの方に向かっていった


侑「別嬪さんすぎて言葉出てこおへんわ…」
治「元から綺麗やったけど更に上をいきよったな」
銀「俺らあんな綺麗な子と友達って凄ない?」

各々魅音の浴衣姿に釘付けになっていた

。→←。



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作者名:ぶり | 作成日時:2021年3月2日 5時

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