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貴方side


今日は夏祭り!人生初の夏祭り!ビバ夏祭り!


さあ、北さん家向かうぞー!


って


貴「北さん家知らない!」
角「え、てっきり知ってるのかと思った」
貴「どうしよ倫太郎、遅刻しちゃうかな」アワアワ
角「俺も宮家行かないとだし…ちょっと待って、地図送るから」
貴「ごめんありがと〜」


倫太郎に地図を送ってもらい一件落着

目的地に到着するとそこは立派な日本家屋だった


ピンポーン


?「あら、いらっしゃい」
貴「こ、こんにちは!吉武魅音です!今日はよろしくお願いします」ペコリ
?「挨拶できるええ子やな〜私は信ちゃんのばあちゃんや。暑いやろ、家ん中入り〜」


玄関で挨拶したのは北さんのおばあちゃん


北「いらっしゃい、ちゃんとこれたんやな。お茶飲むか?」
貴「北さんお邪魔します!頂きます!」


奥の部屋からヒョコッと顔を出した北さんは冷たいお茶を持ってきてくれた


お「魅音ちゃん背高いな〜細いからきっと浴衣姿綺麗やで」
貴「浴衣初めて着るので楽しみです」
北「魅音さんにどれ着さすん?」
お「せやな〜肌白いから濃い色の方が映えそうやな…これとかどうや?」


おばあちゃんが選んでくれたのは紅色に控えめな花柄が入った浴衣。それに黒帯と麻の葉の鼻緒を組み合わせた


貴「綺麗…」
北「確かに綺麗やな、魅音さんにぴったりやん」
貴「センス素晴らしいです!」
お「ふふ、早速着付けるか」
貴「お願いします!」


おばあちゃんと別室へ移動した


30分後


お「最後に口紅引いたら…出来たで。別嬪さんやな〜」


姿見に写る自分はまるで別人だった


貴「凄い…自分じゃ無いみたい」
お「元がええからな〜女の子の着付けは楽しいわ」
貴「本当にありがとうございます!」
お「ええよ、信ちゃんにも見したろか」


お「信ちゃん終わったで〜」
北「おお、おつか、れ… 魅音さん?」
貴「はい… 魅音です」
北「別嬪さんでビビってもうたわ…綺麗やな」
貴「あ、えと、ありがとうございます…!」


北さんはびっくりした後、微笑んだ


お「ほな信ちゃんも着付けよか」
北「おん、頼むわ」


2人は別室へ移動した

それにしても


貴「変わるもんだな…」


スマホのカメラをインカメにし改めて自分の姿を見る

髪型は大人しめにセットし、母親の形見のイヤリング

化粧は薄いがいつもとは雰囲気が違う


貴「倫太郎びっくりするかな」


倫太郎も北さんみたいな反応してくれたら嬉しいな

。→←。



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作者名:ぶり | 作成日時:2021年3月2日 5時

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