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二十二話 ページ27
とある警察署の薄暗い部屋でパラパラと書類に目を通す。
「……小杉香織。」
一つの紙に目が行く。
顔写真も貼ってあった
「香…！？」
「主。どうしたの？」
そこらへんでネイルの手入れをしてた清光が除き混む
「これ、香じゃありませんか！？」
「確かに瓜二つだね…」
私の顔と書類を交互に見ている彼を見て少しイライラした。
「なんで私とそれを交互にみるんですか」
「だって主は今香になってるわけじゃん」
うっ…と口が出せなくなったところで清光は手にある物以外の残りの書類をファイリングし棚へ戻す。
「よーし戻ろっか」
「はい」
と答え清光に掴まる。
窓をカララッと開けたら清光はバッとジャンプをし身軽に着地する。
「飛ばすよ！！主！」
そして着いたのは1件の家だ。
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作者名：ミチ | 作成日時：2015年7月7日 20時
