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十五話 ページ19
「お待ちしておりましたA様」
政府の係りの人が出迎える。
私はよろしくお願いしますと言って一礼する
「こちらが刀剣のへし切長谷部こっちが梅小町香です」
こんのすけが紹介し二人は一礼する
「けほっけほっ…」
「大丈夫主?」
香が心配し背中をさすってくれる。
最近はやけに咳が多い。
病院に着き早速診察が始まる
「血を吐いたことは?」
「一昨日に少量ですが一回だけ…」
「体がだるいとか重いとか感じたのは?」
「1ヶ月前です」
「その時誰かに見てもらいました?」
「医療が多少わかる刀剣に見てもらいました」
「その時はなんて言われました?」
「様子を見ようと…」
先生はどんどんカルテに書き込んでく
「結核…ですね…」
わかっていた答えだったが
「ですが…」
それは考えてもない答えだった
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作者名：ミチ | 作成日時：2015年7月7日 20時
